第7話

おじいちゃんが部屋に入ってきて、マーヤさんと対面した。

感動の再会だ・・・


になるはずもなく・・・


「おお」

おじいちゃんが、驚いている。


「直哉・・・くん?」

マーヤさんは、おじいちゃんを見て、抱き着こうとするが・・・


「こんなに壊しちゃって。修理費はいくらするかな」

天井の残骸を見て、言う。


まあ、その心配をするわな・・・


「直哉くんんも、同じ事いわないの」

マーヤさんは、文句を言う。


「マーヤさん、願い事を頼む」

おじいちゃんは言う。


「何を」

「この天井を元通りにしてくれ」

「それが、直哉くんの願い事?」

「ああ」

「そんなのでいいの?」

「ああ」


マーヤさんは、ふてくされながら呪文を唱える。

聞き取れん。


すると、天井は元通りになった。


「ふぅ・・・助かった」

「直哉くん、これでいいの?」

「ああ・・・・って、マーヤ、いつからそこに?」


じいちゃん、驚くの遅すぎ・・・

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