終焉とは

女旗魚

第1話 終焉とは

 おわりの見えぬ道とはどのようなものなのだろう。

おわりの見えぬ世界とはどうしておわりが見えぬのか。

その世界に触れた時、我々は今のまま、今持つ姿形そのままでそこに立てるのだろうか。

この星にむ者たちがその先を見つめるほど、それはかすみ、今あるものがひび割れてゆく。

この星はごうに生まれ、業にて朽ちゆく。正義と呼ばれた愚者の手で。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る