7 ここからが本当の神経衰弱ゲームだった ー2021年4月―
タイトルに偽りなく、私は豆腐メンタルです。
私はものすっごい豆腐メンタルですよ。
大事なことなので二度言いました。
まあ、もう、ここまで読んで「どんだけメンタル弱いんだよ」とみなさんお思いでしょうけど、本当なんだから仕方ない。恥ずかしいけど仕方ない。ぶっちゃけて書いているから仕方ない。
でも、その真髄発揮となるのがここからですよ。フフフフ。
呆れながら読んで下さいね。
3月中はまだ良かったんですよ。なんか夢心地でふわふわしてて。
でも時間が過ぎるにすぎて、芽生えてしまった野望……どうせなら受賞したい……と言う気持ちが徐々に大きくなってきてしまって。
やがて、それの制御に必死になってきます。
もともと私は、「書き手は自作の一番のファンであるべき」という甘っちょろい考えの持ち主なので、自作品への愛がめっちゃ強い。
特に『ディ・ア・レ・スト』は、カクヨムコン6に参加したことや、その過程で多くの人から様々なありがたい言葉を頂いたことなどにより、結果として、脱稿したときには、全身全霊を賭けて書いたような、それまでになく思い出深い、愛着ある作品にと自分のなかで化けていました。
それが、もしかしたら、日の目を見るかも知れない。
そう、思った途端、心のたがが外れたっていうんですかね。
そう、思ってしまったら、なんとか良い結果を取りたい=受賞したいという気持ちがぶわーっと大きくなり、日々、気が付けばそれに振りまわされることとなります。
もちろん、内心では分かっているんですよ。
そんな、小説書き始めたばかりの人間に、都合良く、ものごと運ぶはずないって。
でも、もしかしたら、と思ってしまうのですよ。
この両極端な気持ちの間で、振り子のように揺れる日々が始まってしまい、それはそれは情緒不安定な状態に陥ってしまったのでした。
そうして4月が暮れていきます。
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