豆腐メンタル超ビギナー物書き、斯くしてカクヨムコン6を戦えり

つるよしの

序 現在時刻 5/26 16:02

 本日は月一の通院日でした。診察後の雑談。


 私「いやー、今日明日にも、結果でちゃうんですよう。小説のコンテスト。わはは。もう落ち着かなくてー」

 主治医「あーそうなんですか。先月にも同じ事言ってましたね(カルテを見ながら)」

 私 「まー、ダメだと思うんですけどね、全身全霊かけてうっかり書いちゃったから、もー怖くて」

 主治医「アハハ、その時は頑張って立ち直って下さい」

 私「はーい、せいぜい一週間で落ち込みから脱せるように頑張りまっすー」


 ……病院を出て思う。


 頑張りまっすー、じゃないよ、私。

 もっと切羽詰まってるよ。私。何、平気なフリしてるんだ。私。

 かといって医者に創作の悩みを愚痴っても仕方ないけど、けど! けど!


 おもむろにスマホを見る。

 メールの着信をしつこくリロードしては確かめる。

 だが、何のメールもない。

 それでもしつこくリロードしてしまう。

 もし受賞してたら何らかの知らせがあるのではと。

 だが無情にも、メールの着信はない。


 帰宅して、溜息。

 あんなに、がんばったのになあ。

 中間選考受かって調子こいて浮かれてたのが馬鹿みたいだ。

 だけど、期待しちゃう気持ちは仕方ない。

 それは受け止めてやりたい。

 そのうえで、ダメだったとしても、がんばったよなあ、悔しいねえ、と結果を受け止めたい。

 それが明日以降の自分のためになるんだよ。


 じゃあ、今、できることは何でしょう。

 メールをリロードするのはもうほどほどにします。

 そうだ、物書きなら、文字を綴ることで、乗越えましょう。

 気を紛らわす、でもこの際、いいんじゃないでしょうか。


 そんなわけで、昨年の11月頃からの奮闘を思いだし、この経験を綴ることで、私はこのカクヨムコン6を思い返し、自分の中で何らかの意義付けをすることとしましょう。


 そして、この文が誰かの目に留まることで、もし叶うなら、なにか役に立てたらもっとよいと願って。

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