たまに寒気

@hhhhhhhhiiiiiiiiiiiikkkkkkkkk

第1話

また今日が始まる。なんだっけ、この感覚。やけに寒気がする。



はあ。貯金は残り300円。

大学4年になり、長期のアルバイトはどこも採用してくれない。就活の合間をぬって入れた短期のアルバイトは自給1000円だった。


この間振り込まれた8000円はもう使い切った。やばい、金欠だ。


心の余裕ももう底をつき、なにもない。自信も何も。就活もうまくいかない、恋愛も。


この前、高校で3年間片思いした子に振られ、メンタルブレイクしたまま、空虚な時が過ぎた。


あーあ、大学では特別仲の良い女の子も友達もできず、いわゆるぼっちというキャラクターを3年続け、4年目に突入したわけだが、

このままじゃだめだ。なんとか出会いが欲しい。新しいサークルを始めるか、短期のアルバイトでチャンスを伺うか、最終手段のマッチングアプリを使うか、、。


うーん、でもなあ。そんな上手くいくとは思わんし、諦めてゲームにでも打ち込もうかなあ。



そんなこんなで時は過ぎた。



そして1年後、俺は東京の小さなIT企業へ就職した。


そこにはありえない光景がまっていた、、。

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