第3話 ペティアの目的
ペティアがコルザと再会してから約三週間が過ぎた。
心に迷いを抱きながらコルザの侍女として仕事を続けるペティアは、今の彼を知るべく日々を過ごしていた。
目的を話すことができない、そう言ったあの日以降、コルザは決してペティアのことを探らず、暇さえあれば、彼女がいなくなった後の社交界の様子を教えてくれた。
まだ子供だった五年前とは違い、昔の友人たちも皆、社交界で活躍を始めていることや国のこと、近隣諸国との交流など、知っていることは何でも話してくれる彼の姿に、ペティアは嬉しさ以上の申し訳なさを募らせながらも本当のことを話せずにいた。
そして、コルザを信用できる確固たる証拠が掴めぬまま二十日が過ぎたころ、コルザはペティアを普段は使っていない離れに連れ出すと、遠慮がちに切り出した。
「……侍女になって二十日。仕事の方は慣れてきた?」
本宅から一番遠いところにある離れの談話室で、コルザはそう言うと向かいに座るペティアを真剣な表情で見つめた。
いつもとはどこか違う彼の様子に、ペティアは少しだけ首を傾げたが、素直に頷くと真意を測るように彼の若草色の瞳を見つめ返した。
「ええ、要領を得たと思うわ」
「じゃあ、俺には?」
「え?」
「俺のことは、まだ信用できない?」
「……」
真剣な眼差しでそう問いかけるコルザの瞳には、切実さが滲んでいた。
再会して三週間、確かにコルザは屋敷の誰にもペティアの正体を話していないし、本当に昔と変わらない様子で接してくれていた。彼の本質が変わっていないことはもう十分理解できていたけれど、それでも彼を信用するための決め手が欲しくて、ペティアは彼を見返すと、質問には答えぬまま問い返した。
「コルザ……ひとつだけ聞かせて? どうしてそんなに私の信用が欲しいの?」
「どうしてって……」
「確かに、私とあなたは幼馴染みで、昔はとても仲良くしていたと思うわ。でも、今の私にはお家もないし、性格だって随分変わった……。正体が分かったからって、こんな私の傍にいて、信用を取り戻したいと願う理由が分からない……」
眉根に皺を寄せた悲しげな表情でペティアはコルザを見つめると、心の奥にあった最大の疑問をぶつけた。
二人の関係が幼馴染みであることは否定しようもない事実だけれど、片や使用人、片や公爵家の跡継ぎと今の立場は随分違う。それでもこんな風に優しく接してくるなんて、何か裏があるんじゃないかと思えてならない。
「……そんなの、決まってるじゃん」
コルザを信用しきれていないと言うようなものだと分かっていながら、そう言う意味を込めて問いかけると、彼は少し間を置いた後でどこか呆れたように呟いた。
そしてペティアをまっすぐに見つめたコルザは、曇りのない表情で真剣に告げた。
「好きだからだよ」
「……え?」
「ずっと昔から、俺はきみが好きだった。火事のことを聞いたときは本当にショックで、埋め切れないほどの喪失感を今でも覚えているよ。でも、あの日きみと再会して、やっぱりきみがいいって、そう思ったから」
コルザの突然の告白を、ペティアは動揺を隠せない様子で聞いていた。
理由を聞いたのは自分だし、理由を知りたかったのも事実だけれど、まさかこんな答えが返ってくるなんて予想だにしていなかった。
「……っ」
「確かに、きみは少し変わったと思う」
意外すぎる彼の答えに、瞳を見開いたまま顔全体で驚きを表現するペティアとは裏腹に、こちらを見つめるコルザは、なおも真剣に話を続けた。
「全然笑わないし、いつも少し寂しそうな顔をしてる。でも、どれだけ表情を取り繕ったって傍にいれば、きみの本質が変わってないことくらい、俺にも分かる。だから、ペティアが何かを求めているなら力になりたくて、支えになりたいと思ったから信用を取り戻したかったんだ」
どきどきと心臓が早鐘を打つ音を感じながら、ペティアは真剣な顔で想いを告げてきた幼馴染みを見つめていた。こんな場面で彼が嘘を吐くとは思えないし、そもそも信じられないくらい嘘が苦手なコルザが、こんなもっともらしい嘘を吐けるとはとても思えない。でも……。
(……コルザが、そんな風に想っていたなんて全然知らなかった。好きだなんて、そんな……そんなそぶり……。どうしよう。すごく、恥ずかしいかも……)
予想外の展開に嘘か否かなんて考えている余裕すらなくなったペティアは、しばらく硬直したままぐるぐると頭を悩ませていた。そもそも彼の言葉が嘘じゃないと分かっているから悩んでいることも事実だったけれど、展開が想定の範囲を大きく超えたせいで心がついていかない。
(……でも、確かにコルザは昔から私の傍にいてくれた。優しくて、太陽みたいな人だって思っていたけれど、コルザはこんな私を、想っていてくれたのね……。………)
「分かったわ……」
しばらくの思案の後、自分の中で何か結論を出したのか、答えを待つコルザの眼差しを気恥ずかしさと共に見返したペティアは、やがてゆっくりと頷いた。
ようやく信用…というかコルザに対してのガードを下げてくれたようだ。
そのことにふと笑みを見せたコルザは、彼女を見つめると改めて問いかけた。
「ありがとう。じゃあ、教えてくれる? きみが一体、何をしようとしているのか」
「ええ。すべて正直に話すわ。私がメイドをしている理由も、正体を隠して何をしてるのかも、そして……あの火事のことも。……でも、教えるだけだからね」
そう言ってペティアはずっと隠していた秘密をついに語り出した。
自分たち以外に誰もいないとても静かな談話室。
北風が微かに窓を揺らすこの場所で、秘密を語るペティアとコルザは静かに時を共有した。
「……元々の発端は、私の家の特殊な役目のせい。スリージェル侯爵家には代々、表の仕事とは別に、国王陛下から直接仰せつかっていたある役目があったの。それは、上流階級の人々を監視する“貴族の警察”と呼ばれていた」
「貴族の、警察……?」
静かに語るペティアの口から紡がれたのは、スリージェル侯爵家の秘密だった。
「簡単に言えば、国に仇なす危険思想の持ち主や犯罪への加担、人権侵害など、上流階級の不正や犯罪を調査し、国王陛下にご報告するというものよ」
「スリージェル侯爵家にそんな役目があったなんて……初耳だな」
「そうね。この仕事を知っていたのは歴代の当主と陛下だけ。公に知られては事実を隠蔽される可能性があるし、いくら侯爵家とはいえ、貴族の闇を探るなんて表立ってはできないもの。お父様も表向きは外交官をしながら、日々上流階級の動向に目を光らせていたそうよ……」
淡々と話すペティアは長椅子に座ったまま、どこか遠くを見るような眼差しでコルザを見つめていた。感情を隠すように言う彼女の瞳には、悲しみも苦しみも見当たらい。
そのことに微かな不安を抱きながら、彼女を見守るコルザは相槌を打つと、スリージェル侯爵家の秘密と火事の真相に耳を傾け続けた。
「そんな折、お父様は王国のある要人が、国際的な闇の組織と繋がっている可能性を掴んだの。そして、事実を把握するために地道に証拠を集めていた。でも……」
「……でも?」
「証拠を集めている最中に、調査の事実が対象に知られてしまう事態が起きたの。お父様のご友人が裏切り、密告したとの話だったわ。それを知ったお父様はすぐさま陛下への報告を試みた。……けれど、相手の方が一枚上手だった。陛下への謁見をするために準備をしていたその瞬間、屋敷は突然業火に包まれ、口封じのために私の家族は……」
今にも消え入りそうな声で言葉を紡いだペティアは、ここで一度口を閉じると、苦痛に耐えるようにぎゅっと手のひらを握りしめた。
五年という月日が経ったとはいえ、あの火事の記憶は昨日のことのように脳裏に浮かぶ。
パチパチと爆ぜる炎の音、一面赤い景色、散る火の粉、息苦しいほどの熱さ……。忘れようとするほどに思い出す、両親との最後の思い出……。
(友人の裏切り……。だからペティアは、友達でさえ信じることができなくなったんだな)
当主による一家心中と思われていた火事の真実に、コルザは息を呑むと、苦しそうに俯くペティアの顔を見遣った。
彼女と再会したあの日、子供のころから想い続けてきた幼馴染みに、信用できないと告げられたときは鈍器で頭を殴られたみたいに強い衝撃を受けた。
でも、彼女の話を聞いた今、ペティアの発言も、性格の変化も必然に思えた。
他人に気を許したばかりに、そう思ってしまっても仕方がないような状況に遭遇した彼女が、幼馴染みだから、なんて理由で簡単に気を許すはずがなかったのだ。
「……でも、ペティア、きみはどこでそのことを……?」
ペティアの壮絶な体験に心を痛めながら、コルザは静かに尋ねた。
代々スリージェル侯爵家当主の役目であった貴族の警察。当主と陛下しか知らないと言っていたその密命を、ペティアはどうやって調べたのだろう。
そのことを尋ねると、ペティアは俯いたまま短く言った。
「……お父様が教えてくれたのよ」
「……!」
「あの日私は、お母様と一緒にお父様の書斎に呼び出されていたの。お父様は陛下への謁見の準備でお忙しそうだったけれど、スリージェル侯爵家を継ぐ者として、教えておかなければならないことがあると言われ、私にこの話をしてくれた。もしかしたらお父様は、遠からず自分の死を予感していたのかもしれないわね……」
屋敷が炎に包まれたのは、話を聞き終えた直後のことだった。
爆発するような震動とともに一気に火の手が回り、あちこちから使用人の悲鳴が聞こえた。
怖くて、震える足をなだめながら逃げる途中、落ちてきた天井のせいで両親と分断され、泣きながらひとり、炎の中を懸命に駆けた後の記憶はない。
気付くと私はうちの主治医だった先生の病院に寝かされ、すべては終わっていた。
もう大好きだった両親はいない。私もいない。
どうして、誰が、なんで。過る疑問に答える声はもうない。
けれど、お父様とお母様は誰かの悪意で殺された。
それは確かで、殺した側は今ものうのうとこの国で生きている。許せない。絶対に許さない。
必ずこの手で、復讐してやる……。
「……お父様は最期まで裏切った友の名も要人の名前も語ろうとしなかった。けれど、当時お父様と親交のあった方の中に密告者がいるのは間違いないから、お家を巡ってその人を探し出せれば、おのずと闇との繋がりを示す証拠と、闇に通じる要人の正体が分かるはず。私は私の人生すべてをかけて、復讐を果たす。これが私の目的よ」
走馬灯のように駆け巡る記憶と思いを胸に、ペティアは自らの目的を語った。
彼女の壮絶な体験と壮大な目的に、コルザは自分の中で整理がついていないのか、衝撃を受けた顔のまま目を見開いている。
そんな彼の表情を見返したペティアはやがて、
「……馬鹿なことをしてるって、思ったでしょう?」
眉根に皺を寄せ、吐き捨てるように言う彼女の声音は、とても自嘲めいていた。
「復讐なんかしたって何にもならない。目的を果たせたとしても、お父様やお母様は帰ってこない……。私も、そう思う……」
「じゃあ、どうして……?」
許せないからと望んだ復讐を、自ら否定するような彼女の心の矛盾に、ようやく声を取り戻したコルザがかすれ声で呟いた。怒りや、憎しみだけを抱え、それに突き動かされているわけではない彼女の心をきちんと理解したかった。
「もう一度前に進むためよ。目的を作って、無理にでも前を向いていないとね、いつまで経っても眩しかった過去を見つめたまま何度も思ってしまうから。……時を返せたらって」
「……!」
「もし、過去に戻ることができたなら、お父様やお母様は今も生きて、傍にいてくれたかもしれない。こんなに苦しい思いをしなくて済んだかもしれない……って。でも、どんなに願ったって時は返せない。生きている限り、前に進むしかない……。だから私は、私が前に進むために復讐を果たす。そう…決めたの」
そう語るペティアの声はとても悲しげだった。
復讐なんて間違っている。そう自覚しながらも、こうすることでしか前を向けない自分の愚かしさを嗤っているような彼女の姿に、コルザは胸が痛んで仕方なかった。
それでも、できるだけ気丈に振る舞おうとペティアを見つめたコルザは、しばしの沈黙の後、まるで否定されることを望んでいるような彼女に優しく告げた。
「時を返せたら、か。俺もこの五年で何度も同じことを思ったよ。きみには伝えたい言葉がたくさんあったはずなのに、結局何にも言えず失くしてしまった。もう一度逢って、この想いを言えたらいいのにって、ずっと思ってた。それが叶った俺は幸せなのかもね」
「……否定しないのね。私が復讐を望んでいること」
「ただ怒りや憎しみに憑りつかれただけの復讐なら止めた。でも、自分も傷つくだけだと分かっているのに、あえて苦しい道を選ぶきみを否定することはできない。それに、俺が否定したってペティアは復讐をやめないでしょう? なら無駄にきみの心を傷つけたくはない」
「……!」
コルザの意外な回答に、ペティアは素直に驚いた。
彼はとてもまっすぐで、正義感の強い人だった。本当のことを話したら、絶対に止められると思っていたのに、こんな自分の選択を受け入れてくれるなんて……。
「……でもそっか。だからきみはメイドを選んだんだね。人知れず証拠を探すために」
「ええ。使用人なら怪しまれることなく屋敷中を歩けるし、存在を気取られることもないもの。実際メイドを始めて五年近く経つけれど、あなた以外、私に気付いた人はいなかったわ」
否定しないと言ってくれた彼の気持ちが図らずも嬉しくて、ペティアはほんの少し表情を柔らかくすると、納得したように話を続ける彼に言葉を返した。
その一方で、彼女の悲しい決意に、コルザの心は晴れてくれそうになかった。目的のための最良の手段とは言え、お嬢様が使用人の道を選ぶなんて……。
(……当時十三歳だった女の子がこの道を選ぶのは、相当な覚悟だったろうな。ペティアはこうやってずっと、苦しい思いをしてきたんだ……)
三週間前、正体を隠してメイドをするペティアを見つけたときは、お嬢様がメイドをしているのには相当な理由がある。そうでなければ貴族の屋敷に出入りするために、ペティアが使用人になる必要はない。そう思って頭をあれこれ悩ませていた。
だが、いざ理由を聞いてみると、使用人を選んだ本当の目的に、コルザは胸が苦しくなった。
止めるつもりも否定するつもりもないけれど、ペティアの目的は途方もなく難しいことだ。
それは彼女自身もよく分かっていることだろう。それでも、一生をかけてでも復讐を望む彼女に、コルザはひとつ、気になったことを問いかけた。
「ねぇ、ペティア。もしその密告者たちの正体を突き止めたら、きみは……どうするの?」
聞かなくても答えは分かっているような気がした。
彼女の望みは復讐だ。原動力が怒りや憎しみだけでないとはいえ、復讐である以上たぶん……。
「殺すわ」
「!」
どこか顔色を窺うようなコルザの発言に、ペティアはきっぱりと断言した。
そして、やっぱりそうだよね……と言うような顔しているコルザに、目的のその先を語り出す。
「もちろん、世間的によ。証拠を提示して王国から追放する。そうしなければこの国はきっと闇に飲み込まれてしまう。私はお父様の……スリージェル侯爵家の遺志を継ぐ者として、この国に仇なそうとしている者を消して見せる。そう決めたの」
「……そっか」
復讐のためにペティアが誰かを手にかけるのではないか、なんて思いを抱きながら話を聞いていたコルザは、彼女の最終的な手段にあからさまほっと息を吐いた。決して目的の方向性や難易度が変わったわけではないが、命のやり取りがないだけ随分楽に思える。
「なら、俺も手伝うよ」
「えっ」
「ペティアが少しでも早く目的を果たして前を向けるよう、手伝う」
そんなことを思いながらペティアを見つめたコルザは、しばらく間を置いた後で何でもないことのように告げた。彼の口調はとても気軽なものだったけれど、話を聞いていれば、自分の目的がどれだけ危険なものか理解できたはずだ。
絶対に巻き込みたくはない……。
「……ダメよ。はじめに言ったでしょう。教えるだけって」
「その言葉で俺が引き下がるって、本気で思ってる?」
「……それは……。でもダメ。公爵家の跡継ぎであるあなたを危険な目には遭わせられない。これは私が望んだ個人的な復讐よ。あなたは絶対に関わってはダメ……」
見透かしたように笑う彼の無邪気な言葉を、ペティアは心苦しく思いながら何度も否定した。
もう失うものも、守るものも持たない自分とは違い、彼は将来この国の中核を担うことになる。そんな彼の立場を危ぶめるようなマネは絶対にさせたくない。
「それに、分かっているの? 私がこのお屋敷にいると言うことは、あなたのお父様、トレフィーヌ公爵様のことも疑っているのよ? それに、あなたにだって酷いことを……」
「俺にすべてを話してくれたって言うことは、少なくともきみがここに来て約二ヶ月、調べても証拠は見つからなかったんでしょう? もし何か可能性が見つかったんだとしたら、俺に話すなんて選択をきみがするとは思えない。違う?」
「……そ……。でも……!」
「ペティア…何もかもひとりで頑張ろうとしないでよ。俺を信用すると言うなら、もっと俺を頼って? きみの力になりたいんだ。お願いだよ」
巻き込みたくないが故に否定的な言葉ばかり並べるペティアをまっすぐに見つめ、コルザは真剣な顔で願い出た。
危険なことも大変なことももちろん理解しているけれど、そんなことよりも、いばらの道を一人で進もうとする大好きな彼女の支えになりたかった。
「ね? ペティアの、そしてこの国の未来のために。王国に根付く闇を一緒に暴こう」
「……!」
優しい笑みの中に強い意志を宿し、彼女の手に触れたコルザは真剣な面持ちで宣言した。
願いを語る彼の表情には、闇に対する恐怖なんてないように見えた。
あるのは純粋な正義感とペティアへの想いだけ。
それを思うと、彼女はそれ以上否定の言葉を返すことができなかった。それどころか、一緒に、そう言って笑う彼を見ていると、自然と心が楽になってくる。
(……本当は関わらせたくないのに、どうして……)
自分の心の変化を不思議に思いながら、ペティアはしばらく逡巡を続けた。
だが、彼の想いも、自分の心も正直に受け入れることに決めた彼女は、やがて眼鏡越しに覗く彼の瞳を見つめると、ゆっくりと頷いた。
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