登場人物・用語一覧②(最終話までのネタバレを含みます)

◎夜会・三獣士編



◆〝夜会Soirée

 本編Cut.18とCut.19の間の八年でシメオンらが立ち上げた組織。


 元々は野良吸血鬼同士の互助会として始まり、名前もそのまま〝互助会〟だった。

 中核メンバーとして象牙色イヴアールが参加した際に「ダサい」の一言で(強制)改名した。

 カナカタ表記だと「ソワレ」。


 野良吸血鬼オーファンたちの就職支援、戸籍・SLRの流通・販売などを主な業務とする。

 対・告白者マクシモスを想定した戦闘部隊を有するが今のところ名前は(出番も)ない。

 

 中核メンバーは以下の4名(加入順)

 シメオン・フェテレイネン(真祖直系・第二世代、と名乗る第一世代)

 ケヴィン・ロングフェロー(聖骸王イシュトヴァーン系・第三世代)

 象牙色イヴアール         (凱旋者ゲオルギウス系・第三世代)

 レヴァン        (血系不明・第四世代)





▽ケヴィン・ロングフェロー

 本編Cut.18の後、定期的にシオンとは連絡を取り合っていたが2年目時点でシオンが日本を離れ、更に半年後にはケヴィンもまたトゥーラによる内臓機器ガジェット摘出手術を受けてシオンの後を追った。

 聖骸王イシュトヴァーンの元を離れる際には色々あったようだがそれを語る事はない。

 Cut.20終了時点ではシオンの片腕として〝夜会Soirée〟に在籍している。


▼血祷の銘は〝談絶アサイラム〟 電荷変動を知覚する超感覚

  内臓機器ガジェット摘出後は精度がガタ落ちしていたが現在はマシになっている。

  複雑な思考は読めないままだが戦闘における先読みの反応性は上がっている。

  有効射程は最大半径およそ200mに及ぶが範囲を広げるほど知覚精度は落ちる。




象牙色イヴアール

 本編Cut.18とCut.19の間で夜会に参加した吸血鬼。

 凱旋者ゲオルギウス系の第三世代で戦闘型。

 基本的にめんどくさがりだが手を抜くためになら頑張れるタイプ。

 アジアンテイストのゴシックロリータを好んで着用している。

 外見もアジア系の美少女だが生まれはフランスらしい。

 シオン大好きをまるで隠さない素直クールキャラ。

 ケヴィンとは「シオンの相棒枠」を張り合っていて仲が悪い。

 第2部があれば主要キャラになりそう……。


▼血祷の銘は〝****〟











◆〝三獣士トロワ

 子犬工場パピー・ミルことMinervaミネルヴァEinaudiエイナウディの子。

 その中でも選りすぐりの良血3名で構成された集団。

 付けたはいいが名付けたミル本人がこの名前を使わないので作中には出てこない。



シンミア

  三獣士の(一応)筆頭リーダー

  前世は元バブル世代サラリーマン。

  女子高生売春がきっかけで地位も家族も失った男。

  性格と下半身はクソだが計画立案などに長けており仕事面では割と有能。

  雷の血祷を使う分身サンダーミルの中の人。

  捕まって聖骸王イシュトヴァーンの研究所送りになった。

  なのでろくなことにはなっていないと思われる。


▼血祷の銘は〝雷躯トール〟 発電細胞を生成しての発雷能力。




フェザント

  三獣士の一人。

  前世は1945年の東京大空襲で身も心も焼かれた女。

  三獣士の中では最も古株だが精神を病んでおり自発的に行動する事がなかった。

  本編において直接の出番は一度もない。

  炎の血祷を使う分身ファイヤーミルの中の人。

  プラキーに磨り潰されてあえなく死亡、相手が悪すぎた。


▼血祷の銘は〝熱獄ジャハンナム〟 血中熱量を起爆する能力




シヤン

 三獣士の一人。

 前世は虐待家庭育ちの中学生で過食症を患っていた。

 ミルに回収されたのち完全に、鬼化。

 しばらくは盗難コンテナで飼われていたがCut.12ラストでドームに投入された。

 ちなみに元は女の子である。


▼血祷の銘は〝増食バァル〟 熱量が続く限り無限に分裂する能力

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