お姉ちゃんは怪しむものなのです

あれから菫に迫られたけどどうにか説得して

今は帰った(らしい)


さっきので驚いたり、息切れになったりして

疲れたので少し眠たくなってきた

お姉ちゃんには絶対起こされたく、、ない事もないけど恥ずかしいから大学から帰ってくる前にスマホのタイマーを設定した

もう目が「瞑れ!」と言ってるかのように閉じてくるので大人しく意識を手放した、


優希の部屋視点


「ぴぴぴぴぴぴ」

「ん〜、消去っと」

「zzz」


オワタ


佳奈芽視点

「♪さて帰ろっかなぁー」

大学の授業が終わって佳奈芽は帰ろうとした

けどいつもより、すこーーしだけ怒りも混ざっていた まぁ怒りと言っても怒ったりはしないのが佳奈芽

理由は授業中ゆぅーくんセンサーというものが働いたかららしい


「佳奈芽ー今日も一緒に帰ろ?」

友達のアミちゃんが一緒に帰ろと誘ってくれたけど今日はゆぅーくんの意識をどーーしてもお姉ちゃんに向けなくてはならなかった。

上書きをします!


「ごめんアミちゃん!用事があって」

「オッケー!また今度帰ろ?」

「うん!ごめんねーバイバイ」

(う〜ごめんねアミちゃん泣泣)と思いながらも

(ゆぅーくん♡待っててね、ゆぅーくんの大好きなシュークリーム買ってきてあげるからねー)

お姉ちゃんがいなくて寂しそうなゆぅーくんが見える!

そう思って今日もゆぅーくんがいなくてつまらない、大学から帰るのであった


「ゆぅーーくん!ただいまぁ〜!、、はぁあー、まぁーゆぅーくんが玄関で待ってるとは思えないよねー」


けどいつもなら2階からおかえりー!ってくるのに


「ゆぅーくん、どうしたんだろ、」

気になりすぎて私は2階に上がりゆぅーくんの部屋の扉の前に立ちノックをした

「ゆぅーーくん、大丈夫?ー」

返事がない? !

一大事だ!と思いどこからかだしたゆぅーくんの部屋の鍵を取り出して、ゆぅーくんの扉を開けた


(寝てるのかな?)寝てると言うということも思ってゆーっくり扉を開けた

そして、案の定ゆぅーくんは寝ていた


「う〜!もーなんでそんなに可愛いの?!ゆぅーくんサイコゥ!」

えへへ、この可愛らしいまるで赤ん坊のような寝顔と枕を抱いて寝る姿は天使ね


まぁ、ゆぅーくんも疲れてるのは見て分かるし、今日はゆぅーくんと添い寝で許してあげよう〜


そう思って優希のベットへ潜り込んだ、


私はゆぅーくんと面を向かい合う形になって ずっとゆぅーくんを見ていた、視界にゆぅーくんだけが映るように


やっぱり今日、久しぶりに外に出てわかった


ゆぅーくんがいないと私は何もできなことに


行き道も、私にいやらしい目線を少しでも向けてきた人もいるし、大学にいる時だって声かけてくる人もいるし、帰り道は人は少なかったら何もなかったけど


いつどこにいてもゆぅーくんのことを考えていた。

今頃何しているかなとか、ちゃんと昼ごはん食べたかなとか、授業中だって簡単すぎるから暇でずっとゆぅーくんのことが頭から離れなかった


ゆぅーくんがいないと暇で暇で可笑しくなりそうで、ゆぅーくんにだけいやらしい目で私を見てほしい


ゆぅーくんがいないと本当に何もやる気が出なかった ヤル気は上がってるけど


けどこの寝顔だけで今日の全てを満たしてくれる、

私にとって栄養分で生命線

ゆぅーくんがないと生きていけない、だからずっーとお姉ちゃんといようね、お姉ちゃんはゆぅーくんのことをどんな恐怖も不幸からも守ってあげる、どんなことだってさしてあげる

だから、、、、


どんどん思うことは増えていくばかりで佳奈芽の一文は接続詞だらけになりそうだ


ゆぅーくんおやすみぃー


私も天使に癒され脱力してしまって意識を手放すのであった

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

後書き


学校の帰りにギリギリかけました!















  

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