姉は気付くもの

(や、やばい九王寺さんからの視線がすごい、前を向いていても人間の視野角は120度あるし

視界はどうしても前を見てると隣の席だからこっちを見て

微笑んでる九王寺さんがいるのが見えるんだよ!


ちらっと目を合わすと手を小さく振ったり、謎にウインクしたりしてくる


しかも器用に先生が黒板から振り返るときは前を見て顔は集中している


それが7時間続いた

まぁ正直、どきどきして楽しかったです。


帰りはみんな帰ってから帰るようにしている、先生に分からなかった数学のところを教えてもらっていたので今日はもっと遅くなった、


時刻は6時が過ぎて外は少し暗くなっていた


教室に戻り


一ヶ所に寂しく置いてある荷物を持って帰ろうとしたとき


「だーれでしょうーか♡」

急に視界が暗くなって柔らかい何かに包まれていた


「え?、きゅ、九王寺さん?」


「正解です、さすが主人様です♡」


「いや、そんなことないと思うけど」


「いえ、そんなことはございませんよ、その即答かつ正確に私と判断なされるのはよほど私を分かってくださっているんですねと思ってしまいます//」


「それで、なんでここにい、うぷっ!?」


急に後ろのロッカーにそっと押されて抱きしめられた

九王寺さんの柔らかい体と甘い香りはお姉ちゃんとは逆で一般の人なら誰でも好きそうな香りだった


「ふぁー♡主人様、私いま我慢なりませんの、ずーっとここで主人様がくるのをお待ちしておりました、その間主人様がいなくて主人様の物を嗅いだりしていました、けどやはり主人様本人の香りはたまらないですぅ♡」


「ちょ、離れて九王寺さんだめだって」


「なぜですか?私に抱きつかれるのが嫌でしたか?

主人様の嫌なことはしたくないので嫌でしたら申し付けください」


「いや、先生とかきたらバレちゃうでしょ?」


「大丈夫ですよ、主人様♡先生たちは今職員会議と担任の先生は今日の宿題の確認と小テストの丸つけがあります、なので来ることはないですよ」


「な、ならいいけどじゃなくて!本当にダメだって」


「あら、本音が出てしてまっていますよ主人様♡本当は嬉しいのではないんですか?、まぁ嬉しいと分かりましたのでもう、」

と言って


僕はされるがままでどうしたらいいか分からなかった


「主人様、私のファーストキスを貰ってください」と上目遣いで言ってきて目を瞑って近づけてきた


菫のはじめてはすべて主人様ではないといけないと決めていた、なので恥じらいなく

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


考える余裕なんてなかった、最初から


チュ♡

してしまった


ラブコメとかで、ここで理性がとか言うけどそんな暇なかったんだけど、、


それよりも九王寺さんの唇は柔らかかった、そしてなによりもキスし終わった後の嬉しくて蕩けきった

顔が可愛すぎた

手を顔に添えていまもさっきの迷いなき行動はいったい何だったんだってほど照れてる


「はっ、主人様♡私のはじめてをもらっていただきありがとうございましたぁ至上の喜びです♡」


「さぁ主人様このまま2人で結婚まで一走りといきましょう♪」


手をグーにし胸において、顔を近づけてきた


「も、もう恥ずかしくて無理ぃー!」


僕は荷物をすぐに取ってすぐに教室からでて逃げた


「うふふ、相変わらず何しても可愛ですね♡、いつか主人様から私を愛してくれるようにさせますからね」


今日は本当に疲れた、あ、終わったぁーお姉ちゃんのこと忘れてたぁー


オワタと思いながらも家に帰りたいのでそのまま帰った、

(疲れてるから勇気は後ろを見ていなかったけど後ろには。)


今日も鍵を開けると今日も先に鍵が開けられた、

なんでわかるんだよぉと思いながらも入る


「た、だいまぁ」


「おかえりなさーい!ゆぅーくんお姉ちゃん寂しかったよぉ〜」

靴を脱いで上がると抱きついてきてお姉ちゃんの柔らかいのが押し付けられてとてもいい匂いがする

やっぱり、なんでお姉ちゃんこの匂い僕が好きだって知ってるんだろ


と思いながら


「すんすん、んー?ゆぅーくん女の子に触られたなぁー?ぶぅーお姉ちゃん意外に触られるとは何事だぁーお姉ちゃんが上書きしてやるぅー」


佳奈芽は優希と長い間会えなくてとにかく優希を甘やかしたくてしょうがなかったのか少し口調が変わっている


上書ききてやるぅーと言われたもののいつも通り

抱きつかれて

「ゆぅーくん♡」と連呼して匂いを嗅いを嗅いでさりげなく体を擦り付けてくるお姉ちゃんの体は柔らかいけど太っていないと言うパーフェクトボディの持ち主、お姉ちゃん曰く、「お姉ちゃんの全てはゆぅくんの好きなもので出来てるんだよ♡」と言っていた。まぁその匂いと柔らかさは好きなんだけど何で好きなのか本当に気になる。


「ぷはぁー、お、そうだゆぅーくん上書きしたからいいけどお姉ちゃん以外の女の子に手を出したりしたらメッだよ?もちろんお姉ちゃんはいーつでもウェルカムだからいつでも襲ってきてね♡その時はお姉ちゃんも頑張っちゃう!」


ちゃっかりやばいこと言ってるから言い返したいけど

今、僕の顔は姉ちゃんの胸に押さえつけられてるから

「ふぉふぁふぉぉふぁふぁ?!」

全く自分でも何言ってるかわからない

「嘘じゃないよ?ゆぅーくんになら何されても何しても幸せだからだね♡」

やっぱりお姉ちゃんはやばいと思った


「そうだ!ゆぅーくん、今日はゆぅーくんの好きな

ハヤシオムレツだよ♡」


ここでよっしゃーと思ったけど、絶対照れてしまうから強気に行ってお姉ちゃんを倒すぞ!っと思って


「やったー!お姉ちゃん好きぃー!」と言って抱きついた

も、もちろん演技ですよ演技

「ゆ、ゆぅーくん?!だ、だめぇ〜今ゆぅーくんの好きな服じゃないからぁーでも幸せぇー!はぁーはぁーゆぅーくぅーん♡ら、らめぇお姉ちゃん…蕩けちゃうぅー」


「だ、だめだよ、ゆぅーくん♡あんっゆぅーくん」


「さっきいつでもウェルカムって言ってなかった?」 これでお姉ちゃんは撃墜できた

はず

「ゆ、ゆぅーくんがドSにぃー?!あんっ♡ゆぅーくんお姉ちゃんをいじめてぇーめちゃくちゃにしていいよ♡、どーんなゆぅーくんもスキィー!」


お姉ちゃんは床に着いて涎を垂らしておいで♡と言わんばかりに抱きつこうとしてきた


はぁーお姉ちゃんって撃退できないのかなぁと思って今日も優希はしばかれるのであった。


そして菫はこの状況を聞いていた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

まだ初心者なので自分が読んできた小説の作者さんみたいにうまく書けないけど、たくさんの人に見てもらってとてもモチベーションが上がります!

まだまだですが、もっとみんなに見てもらえたらなと思います!

これからも頑張ります、閲覧、いいね、フォロー、応援してくださってる方ありがとうございます














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