超ブラコンの姉とお嬢様にはさまれる僕
鯵の閉まり
姉は困るほどで、
僕の姉藤本佳奈芽は大学生であの日本一の大國大学に通っているほどの学力で運動もできる、それだけではない、
性格は優しく母性に溢れてる人で、感情的にならない。
トニカク、なんでもできるのだ。
(19歳)
だが、これは全て弟の前以外の容姿である
反対に僕藤本優希は日本でも平均より少し上の高校で
運動も平均ぐらい、性格もこれといっていいところがないし、ガラスのハートの持ち主
トニカク、特に何もないのだ。
親はどちらも海外で出張だ
中学生の時はいたが高校生なのでと仕事に熱心になっている
母は医師で父は大手IT会社で働いている
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今日も帰ることが少し、ほんの少しだけ僕の足を抑える。
だって、僕のお姉ちゃんがやばいだもん
嫌だと思ったら思うほどその時はすぐ来るものだね
ドアの鍵を開けようとカバンから鍵を取ろうとすると、
ドンドンドン、っと家の中からこちらに向かって走ってくる音がする、やっぱり今日もだよなぁー
カッチャッと鍵を開ける音がした。
なんで音を立ててないのに帰ってきてるのが分かるのか気になって夜しか眠れない。
「、、はぁー、」
ガチャっとドアを開け玄関が見える刹那
「おかぁえりー!ゆうくぅん〜」
向こう側から僕が見えた瞬間この正にザお姉ちゃんみたいな声の持ち主が僕を呼ぶ
優希はは少し照れたように「た、ただいま」と玄関なので目線が下から上に言ってしまうつまり上目遣いになる
こうなるといつも
「んっ//はんっゆぅくーんったら照れちゃって可愛すぎるょ〜♡」
腰を抜かし、地面に蕩けている
まぁこの状況はありがたいっちゃありがたい
だって、逃げれるんだもーーん!
僕は2階にすぐに上がって部屋の鍵を閉める。
お姉ちゃんに部屋に入られたらたまったもんじゃない、以前入られたことがあったが、それはもう僕のことを「ゆぅーくん♡ゆぅーくん♡」と連呼し、押し倒してきて、、いろんなことをされた
ゲームをしてゴロゴロしてるところ、1階から2階へあがってくるトットットという音がする
これは親がいないのだから確実だけどお姉ちゃんで
絶対さっきのことだ、
げっ、お姉ちゃんだと思っていたら
ドンドンっと鍵を閉めてる向こう側からドアを叩く音がする。
「ゆぅーくん開けてよームッー」
「い、いや、お姉ちゃん開けたら絶対変なことするもん!」
「しないもーん!、お姉ちゃんそんなことしません!」
「それ言って何回もベットに押し倒してくるのはどこのお姉ちゃんだ!」
いつもそう言って鍵を開けたらまず僕を思いっきり抱きしめては息ができないほどお姉ちゃんの胸に押さえつけられて視界を塞がれながらそのままベットに引きずられて一緒に寝転ぶことになる
それだけではない、寝転んだら抱きしめられてお姉ちゃんは僕に鼻をくっつけてくる。お姉ちゃんの良い匂いと姉ちゃんの柔らかくて温かい体が思春期のこの体にとってシチュエーション的にきついのだ。
なので恥ずかしいしこうなってはいけないので鍵は閉めてある。
「開けないとぉーお姉ちゃん怒るぞー」
「だって、恥ずかしいんだもん!」
「も、もん?可愛い♡ゆぅーくん可愛いよぉーもんなんて可愛い言葉ゆぅーくんが言ったらお姉ちゃん、んっ//我慢できない!」
えっ
カチャッと鍵を開ける音がした
妖怪ブラコンお姉ちゃんと僕の壁はあっさりと突破されたのであった
「ゆぅーーーーくーーん♡」
「や、やめてぇーーーーー!」
「だーーめ!♡お姉ちゃんもう我慢できないんだから♡あんな可愛い言葉言った責任は取らないとダメだ、ぞ!」
今日も今日とてお姉ちゃんは爆発して僕はお姉ちゃんにたくさんひっつかれるのであった。
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