第9話 さらなる活用方法
ここまでで触れていなかった、いくつかのことについて話したい。
――Google ドキュメントだと、インターネットに接続していないときには編集できないのではないでしょうか。
そんなことはない。事前の準備は必要だが、オフライン編集を有効にすることで、インターネットに接続していなくても作業は可能だ。ただし、NovelSync の機能は Google 側のサーバーで実行しているため、オフラインの間は NovelSync の機能は利用できない。あらかじめご了解いただきたい。
オフライン編集を有効にする方法については、次の Google のヘルプを参照してほしい。
https://support.google.com/docs/answer/6388102
――使い慣れた Microsoft Word で書きたいです。
そうかね。最初のうちは使いにくいと感じるかもしれないが、すぐに慣れると思うぞ。もちろん、Word 形式でエクスポートして Word で編集することも不可能ではないが、一か所ですべて管理できなくなるので、煩雑になること請け合いだ。ぜひ Google ドキュメントで編集してみてほしい。
――テンプレートの文書スタイルが気に入りません。行間の広さ、色やフォントサイズなどを変更したいです。
好きに変更してもらって構わない。ただし、アップロードされる小説に反映されるかどうかは別だ。フォントや色、太字・斜体、行間、段落のマージン、箇条書きや右寄せ・中央寄せといった設定は全く反映されないので注意してほしい。段落頭の字下げについては、全角スペースに変換してアップロードされるぞ。
一つの段落で自分の思うような書式が設定できたら、スタイル選択のダイアログボックスで、[<スタイル名>をカーソル位置のスタイルに更新] とすることで、同じスタイルの段落すべてが指定したスタイルに更新される。自分好みのテンプレートを作って、好きに作業してくれたまえ。
――エピソードの番号を自動で振ってくれるとうれしいのですが。
すまないが、現在のところ対応していない。また、Google ドキュメントの箇条書きを使って番号を振っても、アップロードでの同期では利用されないので、ご了承いただきたい。応援してくれる人が多ければ、将来対応するかもしれないが…。
――印刷の時に、目次が印刷されないのが不便です。
Google ドキュメントの目次機能を使って、目次を挿入することで、印刷されるようにできるぞ。NovelSync は目次を無視するので、アップロードに支障はない。ただし、小説を更新した後には、目次を更新するのを忘れないようにしてほしい。詳しくは、こちらを参照してくれたまえ。
https://support.google.com/docs/answer/116338
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