第4話 ドキュメント設定 〜これから書く小説に使う〜


 ここから説明するのは、もし、これから新しく小説を書きたいとか、すでにワードなど別のフォーマットで書いているが、まだアップロードしていない小説を NovelSync で管理するようにしたい場合だ。


1. 小説投稿サイトにて、新しい小説を作る。


 小説のアップロード先となる「新しい小説」を作る部分は、自動で行うことができない。そこで、各サイトで、新しい小説を作成するプロセスをまず完了させる必要がある。

 

 「カクヨム」の場合は、面倒なことは何もない。新規小説を作成して、タイトル、あらすじ、キーワードなどを適当に埋めてみよう。これらは後から変更できる。

 「小説家になろう」も同様だが、少々難しいのは、新しい小説を作成するときに、最初のエピソードを執筆しなければいけないことだ。エピソードは 200 文字以上必要なので、投稿予定の小説の最初のエピソードを、そのまま書いてしまおう。そのうえで、「投稿予約」機能を使って、できるだけ先の日程で投稿予約された状態にしておこう。


 小説のエピソード一覧が見える管理ページまで来たら、準備は完了だ。


2. Google ドキュメント側の設定をする。


 ここからは、第 3 話の 1. ~ 2. でやったのと同じ設定をするだけだ。つまり、Google アカウントの準備をして、Marketplace からアプリをインストールし、テンプレートファイルをコピーして、アカウント設定を行う。小説編集URLには、最初に準備した新しい小説の管理ページのURLを貼り付けよう。必要なら、3. のダウンロード操作を行うと、小説作成時に入力したタイトルやエピソードの部分を Google ドキュメントにコピーすることができるが、しなくても全く問題はない。


 どうだ、簡単だろう。


――簡単というか、重複する説明を飛ばしただけじゃないですか。


 まあ、そういうな。覚えることが少ないというのは、使いやすいということじゃないか。


 なお、すでに NovelSync で管理している文書を、新しいサイトと関連付けたい場合も同じ手順になる。アップロード先のサイトで、新しい小説を作成してから、[アドオン] - [NovelSync] - [アカウント設定] でそのサイトの情報を入力すればできあがりだ。

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