学校一の陰キャ女を好きになった→だが、マスクの下は1万年に一人の超絶美少女だった。
雲川はるさめ
第1話
学校一の陰キャ女を好きになった→だが、マスクの下は1万年に一人の超絶美少女だった。
「おまえほどのイケメンならさ、
もっと、他の女子を気にかけろよ」
「それがな。気になっちまうんだよ。
あいつはさ、受験の時に俺に消しゴムをくれたんだよ。しかもさ、あいつ、、」
「消しゴム一個しかなかったからさ、
ちぎってくれたんだけど。
ちっこいほうをあいつが使ってさ、
そんで、俺に使いやすいでかい方をくれたんだ...」
「俺、あいつのおかけでこの進学校に入れたようなもんだからさ...」
「ふーん。そんなことがあったのか。
俺ならな。そんなことがあっても、あんなずうっとマスクしてるような女、好きになることもねぇな。服装は地味だし。髪の毛は染めずに真っ黒だし」
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