そうだ、面白くない。
しかし、彼はノーベル賞作家。
なぜなのか?
それを解明する講座まで、東大で行われた。
私は、思うのだ。
何が良いのか?
それは、自分の感性の問題なのだと。
彼の作品、救いが無いと思う。
万人ウケはしないはず。
私?
読まないよ、彼の。
でもね、研究対象として読むのは可だな。
大人だから、面白くなくても読める。
ドストエフスキーという大作家がいる。
彼の作品、面白いだろうか?
でも、大作家なのだ。
夏目漱石、彼の代表作で、教科書にも載ったことのある「こころ」、面白いだろうか?
そんなのと、同じだと思う。
でもね、歳を重ねると、そんな古典が興味深く読める日が来る、それが古典だとエライ先生は言ってた。
だからね、今は合わなくても、これから良い関係になるものもあるかもしれない。
昔は、ダメだったのに、なんでだろうって、その時、考察できるかもしれない。
そんな本の楽しみ方も、あるのかもしれないよね。
未来の自分の為に、本棚に並べてあるってのもね。
でもね、やっぱり、こんな作品、クソだったわってのも、言ってみたい(^^)
作者からの返信
カズオ・イシグロの「私を離さないで」はかなり感動した覚えがあります。目の前の大きな現実に立ち向かう、というよりはどう向き合い受け入れるか、を描くのが上手い作家さんだなと思います。個人的には現実に一生懸命立ち向かうものが好きですから……やはり好みもあったんでしょうね……
ドストはめちゃくちゃ面白いです!!ミステリの手法もとられていて!!!(カラマーゾフしか読んだことありませんが……)それに感動します……文豪すぎます……
こころは鬱でしたね……面白いとは思えませんでした……
古典はやはり普遍的な価値を持って、今の今まで生き残ってきたものなので、どこかの地点で人の心に深く響くものがあるのでしょうね……
風鈴さんのおかげでまた古典や「クララとお日さま」を読むのが楽しみになってきました!!!本当にありがとうございます!!!!
勢いのないデトロイトビカムヒューマン……
気になりますねぇ……
作者からの返信
穏やかに現状を受け入れるデトロイトビカムヒューマン?って感じですね!雰囲気が良かったです!!!