第2話 発掘!

G M : ここはウルシラ地方のとある小さな街道。何かの理由でパーティを組んだあなた方は、この先にあるはずの町、リシュリューアークに向けて歩いていっています。

G M : そういやパーティ組んだ経緯って決まってましたっけ。

ザック : お嬢と俺が組んでて、おちびちゃんとうさこが組んでて……そこからどうしたっけ? 

エリサ : どこで合流だったのか決まってたのかしら。

セ ラ : ついてく理由はあるなぁくらいではっきりは決めてなかったような……。

レ ナ : 愛を知ってそうな白馬のおうじさまとおひめさまのくだりは採用していいのかわからない()

ザック : 好きにしてもいいが……多分想像するようなあまあまロマンチックな日常ではないかもしれない。

レ ナ : うん、なんか思ってたのと違うなあって気づいてるけど、ふたりと一緒にいるの楽しいからいいかなって! 

エリサ : まずザックがなぜ白馬の王子様に見えたのか、私がお姫様に見えたのか……問いただしたいわね(ザックは王子なんて玉じゃないでしょ、誰かを守ることの出来る騎士であり盾よ)

ザック : かっこの中身まで声にだしてくれます? 

レ ナ : 白馬に乗った顔のいいおにーさんとおねーさんがいたらそれはおうじさまとおひめさま。

セ ラ : それは少し分かるかもしれない。

G M : きもちはわかる。

セ ラ : 仲が良さそうな男女の二人組、ぜひ謎解明のために一緒になりたいねって感じでもふもふチームの意見は一致しそう。

ザック : リシュリューアークってちなみになんか名物とかがあって行ってるのか、特にあてなく旅してて通過する感じか? 

G M : そう規模は大きくない町ですが、周囲に遺跡が多いために冒険者の行き来が盛んな場所だと聞きます。新米冒険者とそれを支える一行のこと、ちょっとした仕事を探して向かうのかもしれませんね。

ザック : 職安とかないからなあ。

エリサ : でもそんな街なら仕事を探すにしても、旅の準備に向かうにしても、結構良さそうね。

セ ラ : いまお金ないから……。

ザック : 出発してすぐくらいなら、その手前の村とかで出会って「この近くによさそうな街あるぞ。同行する?」ってなったのかも。

ザック : 二人よりは四人のほうがいいし、お嬢がこの二人見かけたら「二人だけは危ないんじゃ……」とかなりそう。

エリサ : 「いくらなんでも不用心じゃないかしら。あなた達が強くても、そんな愛らしい姿二人連れなんて襲ってくださいと言ってるようなものよ」(回想の私)

ザック : 「お嬢、目がマジだぁ」(けらけら笑う回想の俺)

レ ナ : 「いいの!? わーい!」ってなるねー!(回想のレナ)

断る理由なんてないもん! 

セ ラ : 「わーいお願いします!」(きゃっきゃしてる回想 妖精もエリサさんの周りをくるくる)

G M : 癒し光景だ……。

エリサ : このあとお嬢の魔の手は二人を襲ったという……!(抱きしめた後にもふもふなでなでぎゅっぎゅの刑)

ザック : 三人部屋になるだろうしなあ…もふられまくるもふもふ組。

レ ナ : わー! おそわれたー! 

セ ラ : きゃー!(もふもふきゃっきゃ)

エリサ : そしてもふもふしてる顔はまさに子供がじゃれつく顔になっていたという。

レ ナ : 保護した本人が襲ってくるの控えめに言って新しい詐欺。

セ ラ : まさか連れ込まれてあんなこと(もふもふ)やこんなこと(もこもこだっこ)が起こるなんて……。

エリサ : な、撫でたくなっただけです! 二人がきれいな毛艶を持ってるのに手入れを怠ってるのがいけないんです! 

ザック : お嬢さんたち~、廊下まで声が響いてますよ~って宿屋のドアをノックする日々。

エリサ : ザックが女子校の若い男性の先生になってるw

ザック : 修学旅行の先生かな。

レ ナ : ざっくんのえっちー!(扉越し)(きゃー!) 

ザック : 女三人そろうと姦しいなあ。

G M : 保護者だ。

エリサ : ちょ、ちょっと楽しくて盛り上がっちゃっただけだもの! 迷惑はかけてません!(櫛をしながら)

セ ラ : ごめんなさーい(姦しいに) てやってるんだろうなたのしそう。

ザック : (なんかすげー和やかなPTになってきたなあ……)(と、なんとも言えない顔になる回想の俺)

ザック : へいわなぱーてぃ。

ザック : って感じで、四人で次の街を目指すことにしました。

エリサ : (しました)(当然いいわよね? の異論を言わせない顔)

G M : すごくへいわ。ふたりとふたりが利害の一致? で合流して、そこからキャンプをしながら3日くらい歩いた時の話。


〜*〜*〜*〜


G M : 歩き通してそろそろ昼ごはんにでもするか、と森の中の少し開けた場所に道をそれる一行です。ここでちょっとセラちゃんとレナちゃん、2d6振ってみて。

ザック : 身長制限ダイスロールかな。

レ ナ : 2d6 よいしょ(2D6) > 5[1,4] > 5

セ ラ : 2d6(2D6) > 4[2,2] > 4

セ ラ : あーん。

セ ラ : 他システムやってるとあるあるだけど5下回るとやな予感する。

ザック : わかる。

エリサ : わかる。

G M : 出目大丈夫かなあ。ではレナちゃんはこつんと何かにつまづきます。

レ ナ : わっ! 

ザック : あぶね。

エリサ : ちょっと、大丈夫なの?(転びはしないでしょうけど心配)

G M : 見てみれば、地面から何かが飛び出しています。白っぽくてつるっとした感じ。

レ ナ : なんか蹴っちゃった! なんだろー。

ザック : 「大丈夫かあ? 上下左右前方後方見ながら歩け~?」

レ ナ : 「レナの目が足りないよそれ~」

セ ラ : (上下左右前方後方キョロっと見ようとして下にあるものを見ている)

ザック : かわいい。

セ ラ : 一回上見て下を見た図。

ザック : 素直かわいい。

ザック : 「そういうときは顔をたくさん動かすんだ! で、なにそれ?」

レ ナ : なんか白いのがあるね! 

エリサ : 「軽口叩いてるなら、自分がその目にもなりなさい。で、なにかしらそれ」自分から手を伸ばそうとしたり覗き込もうとする。

ザック : おててが汚れますよお嬢。

G M : 掘り出してみると白く濁ったガラス玉のようなものです。完全な球体をしています。

レ ナ : 骨とかじゃなくてよかったね! 

セ ラ : 発想。

セ ラ : 「転ばなくてよかったねぇ」

G M : が、かすかに魔法のアイテムっぽい気配を感じますね。MPを注ぎ込むことができます。

ザック : 「掘り出し物……?」物理。

レ ナ : ほほー 「よいしょよいしょ(掘り起こし)」

エリサ : 「珍しい宝石か、魔具かしら? 力は込められそうだけど」じっとみつつ。

ザック : 「うさこ、こういうのは何かわからないのか?」

ザック : セージの鑑定とかできないんだろうか。

G M : お、鑑定してみます? いいですよ。

ザック : 見識判定か、セージ+知力。

ザック : なんとこのPT、セージはうさこしかいないのだった。

セ ラ : 「えーとどれどれ」(じーとみて。

レ ナ : 宝物鑑定判定かもしれない。

ザック : あ、宝物のほうならいける。

エリサ : セージだと役立たないわね私は……。

ザック : どっちでも振れたりする? GM。

G M : 宝物鑑定判定にしますね。振りたい人どうぞ。

レ ナ : スカウトも振れるけど、取引金額しかわからないんだよね 宝物鑑定。

セ ラ : 了解ですー 何かな何かな。セージで振りますね。

ザック : 宝物なら全員いけるな。

ザック : 2d6+1+2 スカウト知力(探索など)(2D6+1+2) > 9[3,6]+1+2 > 12

レ ナ : 2d6+4宝物鑑定判定(2D6+4) > 5[1,4]+4 > 9

セ ラ : 2d6+4 セージ知力(宝物鑑定)(2D6+4) > 2[1,1]+4 > 6

エリサ : 2d6+1+2 宝物鑑定(2D6+1+2) > 6[1,5]+1+2 > 9

セ ラ : え。

レ ナ : あっ。

ザック : あっ。

G M : あっ。

レ ナ : おめでとう? 

セ ラ : あ、ありが、とう……? 

G M : ごじゅってーん。

ザック : おめでとう……セージは一枚なんだよな~。

ザック : 金目のものかだけわかる。

セ ラ : うーん申し訳ない。

レ ナ : いいんだよー! 

ザック : へいきへいき。

エリサ : 大丈夫よ、平目でダメ元試してみる? 

セ ラ : まもちきじゃなかったことだけ安心しておきます。

ザック : そうだなあ、平目でいってみるか。

ザック : いい? GM。

G M : いいですよいいですよ。ただしさっき振ってるのでプラスで時間はかかります。

ザック : はーい。

エリサ : 私も振ります。

レ ナ : ふるー! 

ザック : 2d6 いつか持っていたかもしれないセージの知識を振り絞れ(2D6) > 5[3,2] > 5

ザック : これは持ってなかったな。

エリサ : 2d6 判定(平目) 知識を掘り起こして……!(2D6) > 8[3,5] > 8

レ ナ : 2d6 なんじゃらほいっ!(2D6) > 7[1,6] > 7

G M : まあ出目が安定してきただけいい……かな。

レ ナ : さっきから出目に必ず1があるよう。

ザック : 6もある、安心しろ。

エリサ : ま、まだ序盤だしきっと安定するわよ、これから! 

セ ラ : 前向き思考大事……!


G M : よし、この達成値ならこうしよう。ザックさんは思います。これ、寝る前にどっかで見たことある! でも起きてからはまず見ないタイプだ! ということは機能を分からせればきっと結構価値が出るぞ! 

ザック : なるほどなあ! 

ザック : 「あー、これ、なんだっけな~。昔見たことある気がするんだけど~」こめかみぺしぺし。

ザック : 危ないものではない、みたいな判断はしていい? 

G M : ですね。危険はないと思っていいです。

ザック : ありがとう! 

セ ラ : 「ちょっと濁ってるけど、きれいですねぇ」(磨きたいなって思っている。

セ ラ : きれいだなぁ(ピンゾロの脳細胞)

エリサ : 「昔って……起こす前のものってこと? そんなものがなんでここに?」とりあえず布を取り出してくいっくいっ。

ザック : 「まあ、でもこういうのは現代では掘り出し物になってるんだろ? 危ない兵器とかではなかったと思うから、起動させちゃってギルドに高値で売っちゃろ」

ザック : 鑑定代もな! 出せねえんだわ! 

G M : 物自体が白い半透明のものでできているらしく、拭いても濁りは取れないままですが、土が落ちてきれいになります。

ザック : 「どんなもんかわかれば、鑑定代が浮く!」

セ ラ : 「なるほどーたしかに。お馬さんのお部屋も借りられないから……」

エリサ : 「それはいいけど誰が判定するのよ、これ」意見はわかるんだけど…とザックと同じようにこめかみを押さえる。

レ ナ : 「お金になるのかな? なったらいいね!」にこー。

ザック : 「いい売値がついたらお手柄だぞ、おちびちゃん。今後も前だけ向いて歩いててヨシ」

レ ナ : 「ヨシ!」

ザック : 過去に見たことある設定、めっちゃ楽だなって感心してる。

G M : しかも記憶がうろいから必要以上に情報出さなくていい。便利。

エリサ : 色々便利。

レ ナ : べんりなおとこだ。

ザック : 300年寝てたらいろいろ忘れた。

セ ラ : 300年ならねぇ……。

セ ラ : 魔力込めるの異論ないですがどれくらいいるんでしょうね。

エリサ : 「ちゃんと価値があるってわかったらね」少ないなら私が込めようと思うけど。

エリサ : 「今だけじゃなくても前を向きなさいだし、前を向いててもちゃんと足元見なさい、はしゃいでると危ないわよ」

G M : データ的にいうと誰かが3ポイント出すと起動します。

レ ナ : レナMP使わないから入れるよー! 

ザック : RP的にもおちびちゃんが入れるのは違和感ないな。

セ ラ : やるー! っていいそうかわいい。

ザック : (お金一番必要なのはおちびちゃんだし)

エリサ : レナがいれるのには異論なし。

レ ナ : 込めちゃうぞ込めちゃうぞ~。

ザック : 頼んだ! 

セ ラ : お願いしますー。

ザック : まあ一応すぐお嬢をかばえる位置には立っておこう、俺の記憶が間違ってたらやばいし。

レ ナ : 「起動ってどうやるんだろうなあ(球体なでなできゅっきゅっ)」とやりつつこめこめ。

レ ナ : MP 12 → 9

G M : ではえーいってパワーを込めるとうぃん、と軽い音がします。

レ ナ : 「! なんか音がした!」

ザック : 「お、起動したな」

セ ラ : わくわく。

ザック : 壊れてない、やったー。

エリサ : 「壊れてはなさそうね」

G M : そしてふわーっと空中に浮き上がり、くるりと一行を見回すように回ります。

ザック : 清楚なミラーボール? 

エリサ : 突然笑わせるんじゃありません! >ミラーボール

セ ラ : お上品な輝きのミラーボール……。

ザック : いやあ、イメージを共有しやすいかと思って……。

G M : そしてザックさんの方を向いてピピッと弱く白に光りました。

ザック : あえええなんぞ!? 

レ ナ : いえー! 輝いてるよー! 

ザック : 突然のスポットライト! 

ザック : 「うおっ、まぶしい……ってほどでもないか」

エリサ : 「ちょっと、なんでザックが…?」後ろでいつでもなにかあったら叩き切れるようにする。

G M : そしてなにかまた音を発します。魔動機文明語の会話できる人ー! 

レ ナ : はーい! 

ザック : 昔はネイティブだったんだが、忘れた。

セ ラ : 文字ですねぇ……。

エリサ : 無理よ、昔は学んだかもしれないけど頭打って忘れたわ。

レ ナ : 読めるし話せるよ! 

G M : ではレナちゃんには何を言っているかわかります。

??? : 『認証完了。キーワード、「セマシュカの護りは堅くアイユタルコは永遠なり」』

レ ナ : 「しゃべった! なんだこれー!」

ザック : 「あん? な、あ、あ~……あれな、それあれだな」

セ ラ : 「喋ったの? なになに?」(レナちゃんを見て

エリサ : 「この音の波はそんな昔じゃない言葉みたいだけど…なんて言ってるの?」

レ ナ : 聞こえたことをかくしかしよう! 

ザック : 「『ニンショウ』……なんだっけ~?」カタコトで繰り返したりする。

ザック : 「『セマシュカ』、『アイユタルコ』……だー! 現代語で話せ!」

??? : 『おはようございます。騎士、及び同行者を利用者として登録します』

レ ナ : 「おはよー! 球体さん!」

セ ラ : 登録された。これはわくわくだ。

ザック : なんか登録されてしまった。おい契約書だせ! 

セ ラ : 利用規約は読めとあれほどってやつだ。

レ ナ : アユノタラコは永遠なりとかボケようかと思ったけどやめた。

ザック : いってもいいのよ。

エリサ : ボケてもよし! 

G M : wwww

G M : ちなみに魔動機文明語でしゃべりかけたら聞いてくれます。

レ ナ : 「えっとねー 今度は【おはよう! ざっくんとレナたちを登録したよ! 】って言ってるよ!」

ザック : 「え?」

エリサ : 「え?」

セ ラ : 「わーおはようございます」(球体に。

セ ラ : 「登録?」(少ししてからみんなと一緒に首かしげ。

エリサ : (同じタイミングで振り返り)「起こしたレナじゃなくて騎士と同行者様、なのね……」

レ ナ : 「球体さん! 何を登録したの?」

??? : 『このアイユタルコ第16858シェルターは、認証された市民のみが立ち入れる領域となっております』言ってふよふよと浮いて移動する。

ザック : (おちびちゃんには俺が騎士やってた話とかは言ってないはず……なんの魔動機だこれ?)渋い顔。

レ ナ : 「アユノタラコは選ばれた人しか食べられなくておいしいなだって」

セ ラ : 「あゆのたらこ……」

ザック : 「そんな日常会話する魔動機なのかこれ」

エリサ : 「絶対そういう事は言ってないんじゃないかしら…」ふよふよしたのを見届けながら。

エリサ : 「ついてこいってことかしら? アユノタラコ食べられるところも探しつつ言ってみましょうか」

セ ラ : たらこは、たらの子供ではなかった……? なるほど選ばれたものというのはと変なこと考えはじめるセラ(余談)

エリサ : セラちゃーーん! wwwかわいい。

レ ナ : もう一回球体さんに聞き直して正しく通訳しよう。

G M : 律儀に言い直してくれます。

セ ラ : やさしい。

エリサ : ちゃんとするいい機械ね……。

レ ナ : 球体さんやさしい! 聞いたら教えてくれる! 

ザック : 「シェルター……?」避難区画? 

ザック : 「それって何処にあるんだ?」これ、ちゃんと売れるものなのかなあ……お国が関わってる何かだったりしたら面倒そう。

レ ナ : 「球体さん! そのアユノタラコってどこにあるの??」

??? : 『アイユタルコはこの辺り一帯を支配する王国。ご存じない旅人がいようとは……』文字通り動揺する動きを見せる。

ザック : なんかガタガタしだした!? 

セ ラ : 「大丈夫かなぁ……」(揺れているのに心配。

ザック : アイユタルコ、わかる人いる? 

G M : ぶっちゃけるとエユトルゴの古い発音として設定しています。文献とかではわからない範囲の発音変化のイメージ。

ザック : なるほどなー! 

G M : そうだなあ、見識判定で出そうかな。

ザック : 俺ってそれ聞いてなんか思い出したりする? っていうか。

ザック : 祖国やんけ! 

エリサ : 心配ね…それとわかりません。ザックが知らないものを知ってるわけないでしょ。

G M : 覚えてるかどうかはおまかせしますね。

セ ラ : 魔動機文明言語もってるのもあるし、見識判定してみたいですー。

G M : 振る人どうぞ! 

レ ナ : セージないけど振ってみようかな~単語だけでも聞いたことあるかもしれない! 

エリサ : 万が一にもかけて振ってみましょうか。

セ ラ : 2d6+4 セージ知力(2D6+4) > 6[1,5]+4 > 10

セ ラ : 一安心。

G M : ひとあんしん。平目の人も振るならどうぞー。

レ ナ : 2d6 見識判定ひらめ(2D6) > 5[2,3] > 5

エリサ : 2d6 平目(2D6) > 8[4,4] > 8

ザック : これ、ワンフレーズだけ魔動機文明のフレーズ覚えているとかしてもいい? 

『アイユタルコ騎兵隊所属、ギルバート・シックザールと申します』みたいな。

G M : お、いいですよ面白そう。

セ ラ : おおーおもしろそう。

ザック : とりあえずGMのOK出たから、俺は振らずに……はっとして。

「『アイユタルコ騎兵隊所属、ギルバート・シックザールと申します』……?」

エリサ : こういう展開はロマンがあっていいわよね。

G M : ではそのつぶやきと同時に、セラちゃんは思い出します。これってエユトルゴ騎兵国の古い発音だったな? 

エリサ : (語りかけるザックが知らない人に見えてちょっと不機嫌そう)

ザック : は? かわいっ。

G M : かわいい。

レ ナ : かわいいねえ。

セ ラ : 「あー エユトルゴ騎兵国のことなんですね!」(納得の顔 文でしかちゃんと関わってないからね仕方ないね。

ザック : 「え、あ、あー……そう。そうだな。エユトルゴ、だ」

ザック : へらへら笑う。「うさこ、さすが~頭ヨシ」

セ ラ : 「ありがとうございますー」(えへへへと)

ザック : かわいい。

レ ナ : 「セラちゃんはものしりだぁ~すごいねえ!」もふもふわっしょーい。

セ ラ : もちろん言葉はわかってないから所属だとかは分かってない。わーいわっしょい。

セ ラ : 文字だったら分かったのになーって思ってる。

エリサ : 「ちゃんと説明して」聞こえてもわからない状態のお嬢はまだ不機嫌そうだし可愛いのにも納得してない。

ザック : かわいいのは納得でしょ。

ザック : 「いやあ、エユトルゴって昔そういうテロ~っとした発音だったんだよな、うん」

レ ナ : 「ざっくん知ってるの?? アユノタラコたべたことある??」

ザック : 「アユもたらこもうまいよな」

レ ナ : 「おいしいのか~! 食べてみたいな―!」

エリサ : (それだけじゃない顔、と口に出すのははばかられてのしっとザックに体重をかける)(拗ねてますの意思表示)

ザック : はいはい抱っこね。

エリサ : 何も言ってない!(けど抱っこされて満足げ)

ザック : くっ……甘やかしたくなってしまう。

ザック : 「俺は、今は騎兵隊じゃなく、お嬢の騎士ですよ」とひっそり耳打ちしておこう。

エリサ : 「当たり前でしょ」知らない一面があるのがちょっとだけもやもやするとは言えずに体重をかける。

ザック : しっかりと支えて、へらへら笑っとこ。根深い感じではなさそうだと判断して。

レ ナ : (セラちゃんをだっこわっしょーいして対抗)

セ ラ : レナちゃんのがなにかずれてる気がするけど、だんだんお腹空いてくるので人参食べようか考えとこう。

ザック : もふもふ平和。

セ ラ : ご飯の話するとお腹が空く。

ザック : 一番ご飯もってるのうさこだからな……食いしん坊かわいい。

エリサ : くうみんなをなでなでしたい!! 

セ ラ : もしゃこもしゃこ。

セ ラ : みなさんで分けるために沢山持ってるんです! ていうけど総量はうさぎが多いのか可愛い。

エリサ : かわいいねえ。

レ ナ : 皮もはっぱも残さず食べようねえ。

セ ラ : ぜーんぶ食べられるからねぇ。

レ ナ : よく考えなくても手持ちに食料ほぼ持ってないのやばいね。

ザック : 最悪釣りでも……。

レ ナ : きのみとかも採集しよう! 

ザック : 自然がいっぱい! ラクシアのすべてが食糧庫! 

レ ナ : やったー! ご飯がいっぱいだあ! 

セ ラ : サバイバルだー! 

ザック : そういえば、この国ってエユトルゴ? 

G M : ちょうどそのはずれあたりですね。

ザック : なるほどなあ 地元か……。

ザック : 目覚めてから地元とは連絡取ってなさそう。


G M : んじゃ球体くんがふよ~っとしてるあたりで一回探索判定お願いします。

ザック : はいはい。

セ ラ : はーい レンジャーできそうかな。

G M : レンジャーできますよ。

ザック : 2d6+1+2 スカウト知力(探索など)(2D6+1+2) > 6[2,4]+1+2 > 9

レ ナ : 2d6+4 探索(2D6+4) > 7[3,4]+4 > 11

エリサ : 2d6+1+2 探索探索(ちょっとだけわくわく)(2D6+1+2) > 8[6,2]+1+2 > 11

セ ラ : 2d6+4 レンジャー知力(2D6+4) > 11[5,6]+4 > 15

ザック : たかい。

セ ラ : でかい。

G M : わあいい出目。

レ ナ : セラちゃんの出目がジェットコースター。

ザック : どっかんどっかんしてるな。

セ ラ : 女神がチューニングしている。

ザック : 出目は収束していく……。

G M : ではみんな、球体くんの足元? あたりに何か金属のものが埋まっているのを発見します。蓋みたいな、開けられるようになっていそうな感じです。真ん中には錆びついた金属板のようなものがついています。

G M : 平たく言うと何かの装置がついたハッチですね。

ザック : わー。

G M : ついでにけっこうでかいです。

セ ラ : お、お、おこれは。

エリサ : 「これは……扉? ちょっとそっけない気もするけど」

レ ナ : 「なんだろうねえこれ(しゃがみこみ)」

ザック : 「シェルターってやつかな」国家機密の気配。

セ ラ : 「結構おっきいですねぇ」(ちょっとかがんで)

セ ラ : みんながしゃがむのにかがむだけですむタビットかわいい。

ザック : かわいい。

レ ナ : かわいい。

G M : かわいい。

エリサ : かわいい。

ザック : 開けられそうなのか? 

G M : 引っ張ってみますが開きません。球体くんはその真上でふよんふよんしてます。

ザック : 「えーっと、開けゴマ?」

エリサ : 「そんな言葉で開くの?」呆れ顔。

ザック : 「んん。普通の扉とは違うし、なんかキーがあったりキーワードがあったりすると思うんだが……」

レ ナ : 「球体さん! これはなあに??」蓋?を指差し。

球体 : 『どうぞ中へ。キーはお教えした通りに』

レ ナ : 通訳するよちゃんと。

セ ラ : 翻訳されてるなら、あーなるほどーしてよう。

エリサ : 「んん……もしかして最初に言ってたあれ?」>お教えしたとおりにというワード。

レ ナ : 「なんだっけー ええとええと」

エリサ : 「セマシュカの護りは堅くアイユタルコは永遠なり」繰り返す。

ザック : 「そうそう、それそれ」

レ ナ : 「よく覚えてたねえ! エリちゃんえらいねえ!」

ザック : ……セマシュカってなんだっけ。

エリサ : 「だってそこにザックが……ってそんなに褒めなくても」やっぱり守られてる感じがするって思ってるが眉は緩んでる。

G M : 見識判定でどうぞ! 覚えてる可能性があるなら冒険者レベル+知力も許可しようかな。

ザック : おっ、じゃあ冒険者にしよう。

セ ラ : 「今のを魔動機文明語でいえばいいんですかねぇ」見識してみようかな。

ザック : これで覚えているか判定もできる。

ザック : 2d6+2+3 冒険者+知力(2D6+2+3) > 10[4,6]+2+3 > 15

ザック : これは意外と覚えてる。

G M : ですね、覚えてるか判定はこれで統一しよう。

セ ラ : 覚えている! 

レ ナ : すごーい! 

G M : 振る人どうぞー。

エリサ : 平目チャレンジしてみようかなあ、いい? 

レ ナ : 覚えてるかなあセアブラマシマシ。

G M : 平目もどうぞ! 

セ ラ : 2d6+4 セージ知力(2D6+4) > 10[5,5]+4 > 14

エリサ : 2d6 平目(2D6) > 8[6,2] > 8

レ ナ : 2d6 見識ヒラメ(2D6) > 7[5,2] > 7

ザック : あと知力B3あったことに気付いたわ 今までの出目+1できる。

セ ラ : みんな見識高め いんてりじぇんす。

レ ナ : いんてりじぇんす! 

G M : ではこれは細かめの知識でしたがセラちゃんは知ってましたしザックさんは覚えてましたね。<大破局>前のアイユタルコにおいて筆頭とも言える騎兵軍団の名前です。

ザック : ふわあ。

ザック : 俺そこ所属してたりする? 

G M : さすがに所属じゃないかな。でもまあ自由に決めていいですよ。

ザック : ふんふん。

エリサ : 所属してたらどうせそれも元々覚えてたんでしょ! またお得意の隠し事! ってお嬢隠れちゃう。

ザック : お嬢かわいい。

G M : お嬢かわいいね。

レ ナ : お嬢はいつもかわいい。

エリサ : 戦闘でかっこいいと言わせてみせるんだから! 

セ ラ : きゃーお嬢ー! 

レ ナ : きゃー! かっこいいー! 

ザック : きゃー! 

エリサ : い、いまさら褒められても、何も出ないんだからねっ!(突撃しつつ)

セ ラ : かわいくてかっこいいし強いお嬢だ……。

G M : かわかっこいい乙女。最高だね。

ザック : choice[所属部隊,違うとこ,知り合いが所属してたとかうろ覚え] セマシュカは(choice[所属部隊,違うとこ,知り合いが所属してたとかうろ覚え]) > 違うとこ

ザック : 違うとこだ、全然しらねえ。

ザック : でもたぶん、ああーでっかいとこだーってくらいは覚えてるかな。

セ ラ : 「確かむかーしの強い騎兵団の名前がセマシュカだっけ。強い僕たちがいるから大丈夫だよってことかぁ」

G M : そうそうそんな感じ。

ザック : 「有名どころじゃん。<大破局>とかいろいろあったし、今はどうなってるのかねえ……」

レ ナ : 「つよい人たちが守ってるのかー! 入ったら怒られないかな?」

エリサ : 「また話してないことを……今は大丈夫じゃないかしら、もし本当にまだ機能してたら今の時点で咎められてるわよ」

ザック : 「うんうん、登録されちゃったし平気でしょ」

G M : 現代生まれの三人は今はそんなものないってわかっていいですし、セラちゃんは<大破局>でそうした騎兵隊制度も一度崩壊したことを知っていて構いません。

ザック : あぁー俺の地元と元職場がー! 

セ ラ : 「今どうなんでしょうねぇ……騎兵隊制度が崩れてからも経ってますし」(んーと真面目に考えている)

ザック : 「うーん……そうか。そうだよねえ」騎兵隊……。

エリサ : 昔のものってたいていそうよね……。 >そんなものはない

セ ラ : ご本を探せばあるかもしれないですよーっておすすめしておく程度かな。

ザック : 本は……でかそうな町についたら図書館でも行ってみようかな。

ザック : 「まあ、それなら管理者はもういないってことだ! これをどうしようが俺たちの自由だー!」

ザック : 元気な顔でにっこにこしておこう。

セ ラ : にこにこになったので、自由だー! といっしょにはしゃいでおこう。

エリサ : 「思い出の物とかあれば探すのに……」つんつん。あと言葉はしゃべれないからあの言葉をレナに言ってもらおうかな。

ザック : 「あはは。まあ、ここには無いよ。多分」つんつんされつつ、内緒話で返しておこう。

ザック : 所属部隊だったらまた違ったかもしれないけどねえ。

レ ナ : 300年も経ってたら、よほど長命な種族じゃないと生き残りとかもいなさそうだしねえ。大丈夫かな? 

ザック : ティエンスがおおかったとおもうし、寝こけてるやつがいなければ今残存してても世代交代してるんじゃないかなー。

ザック : スフバールのほうには今も寝たり起きたりしてて生きてるやついるらしいけど、知り合いじゃないしな。

レ ナ : そっかー そうだよね! 

レ ナ : 「よーし! 自由に冒険だー!」わきわき。

エリサ : 「……おー?」コレでいいのかなと思いつつみんなに合わせる。

ザック : 「おー!」

セ ラ : 「おー」

レ ナ : おほんおほん! 咳払い。

レ ナ : 「いくぞう! 『セマシュカの護りは堅くアイユタルコは永遠なり』ー!」どどん。

G M : どどん。一瞬だけ静寂があって、うぃーんがちゃ、と音がします。開きましたね。

レ ナ : 「開いた? 開いた?」蓋ドンドンドンドンドン。

ザック : 「おわー……」

G M : 引っ張ると重たい音を立てながら開きます。古びた金属のはしごが床へと続いています。

セ ラ : 「なんだかわくわくしますねぇ」(そわそわ。

レ ナ : おおー!(瞳きらきら)

エリサ : 「開いてるわね」コンコン。

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