第265話 それぞれの決意 【斗真編】
(押し切られてしまった)
聡が盛り上がり、二日後と日時を指定されてしまった、斗真は一人病室で寝転んでいた。
(あぁ言ったが、実際に会うとなると何から話したらいいか、分からないな)
斗真の頭の中で考えはまとまらず、無理に決めようとすると本当にそれでいいのかと不安になって、疑心暗鬼に陥ってしまう、そんな感じの状態だった。
「瑠愛は家と絶縁状態で瑠衣はお怒り中……そして喧嘩中か……難しいなぁ~地雷は踏まないようにしないとな」
斗真の考えは結局まとまらなかったが、取り敢えず、二人の地雷を踏まないようにしようと心に決めた。
「よし、頑張るぞ、協力してくれた聡と余気魅、そして家族の為に!」
斗真は自分の頬を軽く叩いた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます