第262話 衝撃的な頼み(1)
「頼み?、別に構わないが……いいのか?、あの罰の約束は?」
「あぁ、いいよ」
「そ、そうか……なら分かった」
聡の顔は見えないが、どこか安心しいるような雰囲気を感じた。
「で?、頼みって何だ?」
「……瑠愛と瑠衣をここに呼んでくれないか?」
「は?」
斗真は予想だにしない頼みを言ってきた。
その頼みのインパクトとは強烈で衝撃的な内容だった……そのせいで聡の思考が一瞬フリーズしてしまった。
「ふ、二人を病室に?、お前正気か!?」
「あぁ」
「瑠衣ちゃんは別にいいが、瑠愛さんはお前を刺してるんだぞ?、お前に怪我させてんだぞ?」
「知ってる」
「それに二人は……互いに斗真と恋人同士だったって事を知ってるんだぞ?」
「……え?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます