「朝練終わり！、お疲れ様！」

　朝練が終わると部員達は汗を拭きながら、部室へと戻っていく。

「はぁ～」

「瑠衣、動けてなかったけど大丈夫？」

「あっ、すみません、ちょっと考え事してて」

「考え事？、何また変な男とデキたの？」

「はっ？、違いますよ、てか何で男って決めつけるんですか？」

「だって瑠衣の悩みって男絡みばっかだしね」

「それは…そうですけど……」

　瑠衣は少し動揺していた。

「てか、そんなに男いるなら紹介してよ」

「全然いいですよぉ～じゃ今度合コンします？」

「いいねぇ～しよしよ！」

「じゃあ、後で連絡しますわ～お疲れ様でーす！」

「お疲れ～」

　瑠衣はそう言って体育館を出て行った。

（私、何でこうなっちゃったんだろ？）

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