第14話 大ま王とグレイザーク
大ま王デスゲイズが発注していた車両が完成し、アルケミストファクトリーに現在籍を置くグレイザークが車両を届ける為に運転してやって来た。
「きさま。新品の手袋をして来ただろうな?」
グレイザークは久々に会う大ま王デスゲイズが昔のままのギスギスした男に戻っていたので、鼻息を"フッ?"と出した。
「もう、突っ込まんぞグレイザーク」
「デスゲイズ。車両は確かに渡した。せいぜい人をはねない様に運転するんだな」
「ほっほう?♪おれさまは客だぜ?」
「お前は客でも別件だ」
「後で苦情センターに報告しておこう!」
大ま王デスゲイズはグレイザークに駄目出しをして指を突きつけた。
グレイザークはフッと笑い「変わらん奴だな」と笑った。
大ま王デスゲイズが嫁と喧嘩して別居中の一コマだった。
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