More than good:躊躇いの悪魔

More than good・・・より良い方へ。

誰しもより良い方へ進む事がお望みであろう?

世の商人はそういったものに敏感なモノで進化していく世の中へ

新たなる商品を提供する。だが、本当にそのライフスタイルはお前に必要なのか?


例えば流行の服。流行ってるから着るのか着たいから買ってるのか?

どちらの理由であろうとも服に着られていると言う自覚を持て。

そんな事は無いというなら服が追い付かないとんでもないヤツになりやがれ。

何でも話のネタに変えないと日常がつまらなくなるぞ。

1日が虚しいと感じるのに早く回ってると感じたなら日記をつけろ。

気持ちをまとめろ。心にもパソコンの様に最適化デフラグが肝要だ。

死ぬ頃になって生前整理をしていても遅い様に

人の収納スペースと言うのはいつの間にか狭くなって行く。

己と向き合わないと部屋まで謎の荷物で埋もれるから気を付けろ!


人は良い方へ進みたいと言ったが、なかなか出来ないモノだ。

他人との関係、今日やらなければならない仕事をこなし

ひょっとしたら持病で何も出来ないのに

無神経な医者に「もっと運動した方が良い」と言われて

鬱屈した日々を過ごしている方が居られるかもしれない。


結局、誰かに指図されて何かすると言うのは

自我を持つ人間にとっては苦行なのだ。

少なくともある程度自分の趣を持たせないと

全然やる気がしない。その方向性が無いと

ハンドルの無い車の様なものでどこに行くかも分からぬわけだ。

不安で仕方があるまい?俺様だってそんな生き方したくはないぜ。

だけど、幸せじゃないから生きている資格がないとか考えるなよ?

幸せの定義なんてそれこそ社会が作り出した偶像。偶然の象徴だ。

朧気に匂わせておきながらも実は外に転がってる代物では無い。

何故ならばモノが溜まって行くお前の心の収納スペースの奥深く・・・

パンドラの箱の最後に残されていたものが何なのかを知るが良い。


他人と幸福度を競い合うのがどうにも間違ってると思うヤツは正解に近いぜ。

そういう人は自分の軸がブレずに無茶と笑われようが戦い抜く強い人間だろう。

いつだって「生きる」という単純かつ最大の難問の答えは

各々みんな違ってて当たり前なのだ。


少なくとも明日やろうと思った事なんて寝て起きたら1mmもやる気が出ない。

自分の意志ですらこれぐらい軽薄だったりするのだ。

人類よ。今しかできない事に気を付けろ!

夏休みの予定表なんて早送りで宿題やる気概でこなすんだぜ。

そうしないと俺様みたいに心霊モノを見るとトイレいけなくなる悪魔が

ホラー映画観て宿題できなくなって親に泣き縋るといった

悲しい夏休みになっちまうのだな。子供達よ。予定なんか早送りだ!

ひょっとしたら宿題が早く終わった後で余裕が出来て

ひと夏の恋がムッフッフ・・・おっとデビル思春期発動だぜ。

特に何の思い出も無いのに妄想だけはビンビンになる。怖いですよねー?


躊躇ってる時間の間に必ずヒントが隠されている。

本当に1行かそこらのフレーズから沸き起こる閃き。

想像力だけは持ち続けろ。そうでなければ時間とお金ばかり消えていくのだ。

好きなモノにお金を使う事は悪い事では無い。

だが、自分の脳が回らないモノに入れあげてると

味も分からず不健康な何かを突っ込まれて身体が堕落していくのだ。


Show must go on・・・お前の戦いは続いていく。始めなければならないのだ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る