わたしって

ハメリュ

第1話

2日間仕事した。

この間は、1ヶ月ももたずに仕事の依頼を受けていた男の人から食事の誘いが来て、気持ち悪くてバックレた。

だって、そうでしょ?

仕事だけの話なのに、どうして食事したり、あなたの愚痴聞いたりしなきゃならないの?

私はあなたの彼女でもないし、お母さんでもない。

男の人って、独り立ちはしたはいいけど、やっぱり誰かに甘えたくて、仕事やる振りして依存してくる。

「俺が上に怒られればいい話、任せて!大丈夫、ゆっくりで、君のペースに合わせるよ。」

ちょっとした、ライターの仕事をもらっただけ。

自分は人にやらせて、そのおこぼれにあやかる、サイテーな男だ。

私の最も嫌いなタイプ。

あ〜、今までろくな男にあったこともない…といっても、付き合ったことも無いんだけど…。

だから、最近男なんていらないと思ってるし、この世に楽しい事なんてない。

猫のジェイぐらいかな、私の気持ちわかってくれて、寄り添ってくれるのは。

毎日が、夢の中だったらいいのにってこの頃思う。

この間の私の夢は、誰かに追いかけられてるの、私は街の中を走って、隠れて、でもまた追ってくるの、怖くてまた、隠れながら走るんだけど、今度は一緒に逃げる人が出てくる。

それは、お兄ちゃんの時もあるし、お姉ちゃんの時もあるけど、知らない人の時もあって。

今回は、知らない人。一緒にビルの6階の楽器屋に迷い込んで、私吹奏楽のパーカーションだったから、ドラムが叩きたくなって、その人も、ドラム叩き初めて。

ドラム合戦になって、そこに人が集まってきて、あっという間にステージでドラム合戦してたと思ったら。

また、袖から追いかけてきて、それが誰だかわからないんだけど、逃げなきゃなくて…💦

次にはビルの屋上にいて、自分はビルとビルを飛び越えられて、その、ドラム合戦した知らない男の子も、飛び越えて逃げてる。

そこで、ハッと目が冷めて…。昨日応募した焼肉屋のバイト先から、ダメ出しの不採用メール。

あ〜、私の人生ってこんなもんよ〜!

って、今日もお風呂入らないで寝よ〜っと!

さっきの夢の男の子顔良かったな…。

まー、私の想像の人だから理想の人になってるのかな。

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