Session6-6 操られたハイマン
敵の戦闘準備では、女魔術師が"暗黒の波動"を使用。
"加護"を受けている冒険者たちに効果はなく、また付随効果もありません。
PC側は、シュシュが《巨象守護の型》でオルフとシンカイをかばい、【バークメイル】Bランクとビートルスキンを使用。
続く魔物知識判定は弱点を全抜き、先制判定にも成功しますが、シュシュとジャンくんは弱点隠蔽判定に失敗。
GM:敵はスケルトンソルジャーが3体、君たちの先頭から5m前方にいる。
その4m後方にボーンハウンド、2m後ろに「波動を操る魔術師」がいるぞ。
魔術師のデータは、以下の通りです。
https://kakuyomu.jp/works/16816452220454467991/episodes/16816452220656456079
シンカイ:うっわスケルトンソルジャーかよ。かったい。
シュシュ:魔術師は……種族ハイマン?
アルクトス:同族だあああ。
イスデス:もしやあそこにいたハイマンの可能性。
シンカイ:魔法で掃討→前衛突っ込みします? いや相手がハイマンである以上、カンタマも欲しいけど……。
シュシュ:スケソルは受け持てますが……魔法がちょいきついな。
オルフ:スパークからFB(ファイアボルト)でもいいかと?
アルクトス:じゃあそれで行きますか。
シュシュ、オルフ、シンカイは最前列に。その2m後方にイスデスとアルクトスが配置されます。
GM/ライズ:「うわあ。骨カタそう……魔法でなんとかならないかな?」
イスデス:「さって、魔術師同士の語り合おうじゃないか」手番貰います。【スパーク】を適当なスケルトンソルジャーへ、3体を巻き込みます。(ころころ)行使12。
GM:敵は全員固定値とします。抵抗14!
イスデス:抜けないか。そのまま通して(ころころ)ダメージは5,3,5。
「う~ん、いまいちだね。ちょっとキレが足りなかったな」
アルクトス:続いて魔法拡大数、ファイアボルトをスケソル1~3へ。(ころころ)行使13。
GM:2足りない。
アルクトス:指輪、割りますね。
GM:ぐわー! 通る!
アルクトス:(ころころ)ダメージは13,11……自動失敗。
シュシュ:悲しい。
GM:アルクトスが妖精魔法を行使すると、その手に刻まれた魔法陣が、手袋の上からわずかに発光する。
アルクトス:「ちっ、一体さぼったか……む?」
GM/波動を操る魔術師:「……それは……!?」相手の魔術師が反応する。……これまで表情も変えず、ただの絡繰り人形のようだった女性が、わずかに動揺する。
シンカイ:「……なるほど。どうやらハーヴェス沿岸の遺跡、ないしアルクトス様に所縁があるようで」
GM/波動を操る魔術師:「……ぐっ……うう……」その動きも束の間、すぐに機械的な動作に戻るだろう
。
イスデス:「(いろんなところに因縁が……面白くなってきたぞぅ)」
アルクトス:近づいたら呻いたりすると、距離を詰めたり離したりして遊びたくなるんだよね。
オルフ:わかるよ。実験したいよね。
シンカイ:わかるわ。
イスデス:いじめっこ気質ぅ。
シュシュ:こわぁい。
GM/ライズ:「なんだろう。今、一瞬……」
アルクトス:「何だったんだ、今のは」
GM/波動を操る魔術師:アルクトスには見覚えはない。だが、アルクトスの"魔法陣"が見えた瞬間、微小な反応を見せた……。
オルフ:「考えるのは後だ」手番開始。ソルジャーのところまで前進、対応はありますか。
GM:では、3番が3m前進!
オルフ:【キャッツアイ】【マッスルベアー】を使用。【ヴォーパルウェポン】Aランクをシンカイへ。【威力増強/+5】【C値増強/-1】の呪印も起動して《衝風・捨身相殺》、ソルジャー3へ3回攻撃。
GM:ふむ、シンカイの攻撃力を上げたか。
オルフ:《薙ぎ払い》するために乱戦作りたいからね。(ころころ)占い切って3ヒット、ダメージは10,10,13。
GM:防護点7引いて、3,3,6の計12点だ。残りHP8!
シンカイ:手番開始。 制限移動で乱戦中央へ、ターゲットサイトにキャッツ、ビートル、ベアー発動、残りMP11。【クリティカルレイ】Aランクをスケソル1の攻撃に付与して、モールで《薙ぎ払い》!(ころころ)命中16、ダメージが16,16,12!
GM:防護引いて9,9,5。3番の残りHPは3だ。
オルフ:むむむ、ミリ残りしたな。
シンカイ:「もどかしい…刃さえ通れば!」行動終了。
シュシュ:ライズくーん!
GM/ライズ:「あとはまかせろーーっ!」(ころころ)出目は6。達成値17のスパークかプロテクションだ!
シュシュ:スパーク! 3は確定で……。
オルフ:3と2、かなぁ。抵抗抜いてるしワンチャンある。
GM:では、抵抗抜いてダメージだ。(ころころ)7点、10点!
シュシュ:きゃーらいずくーん!
イスデス:素敵!
GM/ライズ:「ごめん、1体だけだ!」
オルフ:「十分だ。……クソ、あんま時間はかけたくないんだが」出目が腐ってしまったからな私。
シュシュ:手番いきます。いつも通り【防御姿勢】から《巨象守護の型》、対象は私がオルフ、ジャンくんがシンカイをかばう。バクメBをジャンくんに投げてタワシを装備!
GM:OK。これで全員か。では敵の手番に移るぞ。
GM:まずはスケルトン2体。(ころころ)全力攻撃でシュシュとジャンくんに!
アルクトス:痛恨がないのが悪いのだ。
シュシュ:(ころころ)回避は失敗。
GM:(ころころ)ダメージは16、14! 痛恨が無くても通すぅ!
シュシュ:4点、9点通ります。
GM:ボーンハウンドも近寄り、「形状:射撃」の毒ブレス!
シンカイ:アイソアーマスク装備です。
シュシュ:こっちもアイソアー。
GM:あっ、この場合は……。
イスデス:なんでしたっけ、弱い方でしたっけ。
GM:合計防護点の一番低いほう、ですね。(ころころ)対象はシュシュにとりますが……シンカイのほうが防護が低いので、シンカイは1dどうぞ。
シンカイ:(ころころ)6。飛ばなかった。
GM:シュシュにブレスぺっ!!
シュシュ:(ころころ)抵抗自動成功~! ふんっ!!
GM:ちぃ。(ころころ)ダメージは11、半減して6点だ。
シンカイ:腹筋ガード!
オルフ:いいぞぉ。
GM:(ころころ)続いてジャンくんに尻尾アタック!
シュシュ:さっきからかばうできなーい!
GM:ダメージは……(ころころ)13点!
シュシュ:ジャンくん、残り19です「あううっ……!」ソルジャーの剣に服を切り刻まれる&顔面に毒を浴びせかけられ変装が解かれる。
イスデス:まーた際どいダメージモーションしてるぅ。
GM:最後に魔術師だ。3m制限移動で前進、ファイアボルトを行使。対象は‥…イスデスには届かないか。イスデス以外へ!
シュシュ:(ころころ)私は成功、ジャンくんは失敗……。
アルクトス:(ころころ)成功した。
イスデス:うぎゃー!!!! Fレジ(フィールド・レジスト)撒いてませんわーーーー!!!!!!
GM:(ころころ)抵抗成功したシュシュとアルクには5点ずつ。オルフには10、ジャンくん8、シンカイ11、ベージ11だ。
シンカイ:「ぁぁうっ……げほっ、げほっ…このっ!」ナイトメア弱点で+2っ……。
イスデス:「あっ、こら! ベージ君になんてことを!」木なんだぞ! 燃えちゃうんだぞ!
シュシュ:「熱い……熱いっ……!」身を捩って火を消そうとする。
GM:"アルクトスと同じ形状"をした魔法陣から、同じ魔術が拡散。君たちの身体を焼く……! 君たちのターンだ。
オルフ:「チィ……しかし、このファイアボルトは……」
アルクトス:「……」
イスデス:「ええい、同じハイマン! 同じ妖精術者! そのうえ同じ魔法陣と来た!」
オルフ:んじゃ、22やれるか試しますか。行きます!
GM/ライズ:「意外とじゃないけど、かなり強いんじゃないのこれ!? オルフー! たのんだー!」
オルフ:ヴォパAを自分に。《衝風・捨身相殺》でHP22のスケソルに3連撃!(ころころ)指輪砕いて、3ヒット。
GM:くっ……!
オルフ:(ころころ)ダメージ15,14,15。
GM:防護引いて8,7,8……23点だな! スケルトンの3体目が沈む!
オルフ:ギリギリ届いたか。「犬は任すぞ」
シンカイ:「ええい、承知!」炎を振り払って刀に手を添える。
イスデス:「骨が三つ散って風通しが良くなったね。このまま畳み掛けていけ!」
GM/ライズ:「が、がんばるよーーっ!!」フェローダイスからだな。(ころころ)出目6!
シュシュ:わんこにスパーク!
アルクトス:スパーキン!
GM/ライズ:抵抗は突破、ダメージは(ころころ)7点、自動失敗。「ぬあああーー!」
イスデス:コア部位に通ったからセーフ!
シュシュ:「……ライズ様、焦らないで。落ち着いてください……けほっ」口を抑えて咳込む。
イスデス:「大丈夫大丈夫。でも一旦は回復かな」
シュシュ:「私なら……いえ、イスデス様。お手数をおかけしますがお願いします……」
イスデス:「はいはーい。アンデッドならキュアには弱いだろう!」手番開始。【キュア・ウーンズ】を行使、対象はオルフ、シュシュ、ジャン、シンカイ、アルク、ボーンハウンドの頭部! 6べぇだーっ!(ころころ)行使14!
GM:それは……同値!
イスデス:なら、[マナの奔流]で通す!
アルクトス:ごりおす。
GM:癒しの力は、アンデッドにはダメージになる!
イスデス:(ころころ)頭部には弱点込み、14ダメージ。同時にオルフくんたちのHPを回復だ。
GM:回復量は、オルフ7、シュシュ10、ジャンくん8、シンカイとアルクに9!
イスデス:「ハトホル神の献身を。その安らぎで傷を癒したもう。【キュア・ウーンズ】。迷える魂には手早くアメミト神の裁きを受けてもらわないとね!」
GM/ライズ:「なんかずっと知らない神様の名前いっぱい出てくるぅ……!」
イスデス:「で、ベージ君はちょっとリタイアかなー」補助動作でベージ君をゴーレムから魔化された枝に戻します。
シンカイ:「然り。……参ります」手番開始。ターゲットサイト起動、MP残り9。モールを投げ捨ててフランベルジュ抜刀、クリティカルレイAを付与してハウンド頭部に攻撃!(ころころ)自動成功!
シュシュ:ヒュー!
アルクトス:つよい。
シンカイ:(ころころ)ダメージ19。15点通します。
GM:頭部、残り6!
シンカイ:「……あぁもう!」うぎゃー! ここ最近しとめそこないすぎですわーーー!!!!!
アルクトス:手番もらいまして、制限移動で後退。ハウンドの頭にファイアボルトだ。(ころころ)半減で7点。
GM:ボーンハウンドは炎に焼かれて倒れる。残るは魔術師だけだ。
イスデス:「輪廻に戻り罪を裁かれてからまたおいでってね」
GM/波動を操る魔術師:「あ……星の……」魔術師の口から、声が漏れ出る。しかし、そのたじろぎはすぐに収まる、
アルクトス:「できれば別件で聞きたいことがある。口が利けるうちに投降してもらいたいものだが」
GM/波動を操る魔術師:「……」その言葉には、すでに反応しない……いや、"できない"と言った方が正しいか。ただ機械のように、何らかの方法で『命令に従う』ようにされているようだ。
シュシュ:「(あの人……様子が変……?)」手番開始。通常移動で魔術師の場所まで前進して、【防御姿勢】《巨象守護の型》で、オルフとシンカイをかばって終了。
アルクトス:「ちっ……こいつも何かされているのか」
オルフ:「……話を聞き出すのも出来そうにないか」
イスデス:「ゴーレムよりゴーレム的というかなんというか。(何かに縛られてる、かな? 先の金髪もそうだったようだし)」
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