とある家族の転生談

恩人の為に

0ープロローグ(死亡確定)

青板奏太（あおいた そうた）、これが、とある音楽好きの名前。

音楽が好きなだけでシンガーソングライターとなった, 類い稀なる才能を持っている。

青板彩（あおいた あや） 、これが、とある絵描きの名前。

奏太の妻。実は奏太の幼馴染（旧名:谷坂（たにざか））で, 子供の頃から付き合いがある。独学でイラストレーターとなった、類い稀なる才能を持っている。

青板優美（あおいた ゆみ）、これが、とある両親に憧れている子供の名前。

自覚は無いが両親の才能を継いでいる。つまり絵と音楽、両方出来る様になれるという事。

…これが彼らの前世での生き方。これから彼らは死ぬ事になり、そしてまた生きることになる。

…これはただの事故によって始まった小さな家族の物語。