2−14 108本ノ薔薇ヲ君ニ、

 ノルチェピングへの出撃から数日。

 ヘルシングフォシュにある連合軍第13師団飛行部隊基地は、平時の穏やかさを取り戻していた。


 とはいえ、三八六小隊に関してはまず小隊長のバルクホーンが疲労と心的ストレス(そりゃそうだ、と誰もが言った)でブッ倒れ、二機一組ロッテであるハートマンが墜落した上に軽度ではあるが負傷。

 問答無用で両二名が復帰するまでの出撃停止及び休暇を言い渡されていた。

 ガードナーはご機嫌、ルードルマンは不機嫌、わかりやすい様子に第8中隊の隊員達は堪えきれないほどの笑いを必死に堪えているという有様だ。


 休暇初日、ノーラのいる研究室に顔を出していたという直が中隊の待機室に上官達が集まっていると聞き、なにやら嬉しそうにトコトコと入ってきた。


 バスクはその後、毎日ノーラ達の研究室でメディカルチェックを受け、容態も安定しているという。埋め込まれているという核爆弾についても、体調が安定次第だが前向きに手術を検討しているそうだ。


 そして。近々、バルクホーンが官舎への転居も考えているらしく、彼の身柄を里親として預かるつもりらしい。勿論、新人類派の戦力として最前線に投入されていた兵でもあるバスクは書面上は捕虜扱いであり、監視の意味合いも強い。兵士としてこちらの陣営の人間を殺したというレコードは決して消えないが、彼の現状を鑑みての温情措置という事らしかった。


 まぁきっと、そこらへんはユカライネン大佐が諸々をねじ伏せて押し通したのではないかというのが隊内での最有力説だ。

 しかし隊の皆としては、ここから二人が家族として新しい人生を踏み出していってほしいとも願っている。


 そうやって、戦闘の合間。束の間の安らぎのひととき。

 少しずつ皆の日常が戻る中……。


「少尉どのっ、明日の休暇、自分とお出かけいたしましょう!」

「……は?」


 休暇といっても特にやることがないので、待機室で椅子に腰掛け各防衛線の最新情報を眺め見ていたルードルマンに、前のめりといった様子で直が話しかけてきた。


(キタァァァァァァァアアアアアア!!!!!!)


 唐突なお誘いという先制攻撃に、内心ワクワクが止まらないのはルードルマンが入隊した当初から知っている隊の上官達である。

 思わず立ち上がってしまったメイヴィスが、コホンと咳払いをし、着席した。


「何故だ。何故出撃もない休日にまで、貴様と一緒に居なけりゃならん」

「だって、少尉どのが一緒じゃないと意味がなかとですよ!」


 ただ単に緊急出撃があったら便乗して自分も出撃してやろうというつもりなのだろうが、間髪入れずに断りの文句を発したルードルマンに、丸められた紙くずがぽんぽん投げつけられる。


「……あの、何なんですか皆して」

「この朴念仁!」

「そりゃないぜルードルマン」

「可愛い部下くらいちゃんと連れてってやれよ!」

「お前のそういう出不精なところがいけないんだぞ」

「おい! 情緒化石!」

「少しはハートマンを見習えーっ」


 なんか微妙に悪口が混じってないか……と思いつつも、投げつけられる紙くずを全弾身体に触れる前に重力操作ではたき落とす。「そういうところがマジでかわいくない」と更なる追撃がきた。


「外に行きたいのなら、ヒロシと一緒に行けばいいだろう?そっちの方が奴も喜ぶ」


(コイツ本当にダメだ……)

 上官達はため息を通り越してテーブルに突っ伏しそうになっている。


 弘は日ノ元帝國からの移民を連れてきた際の指揮官として、特別に曹長の階級ながらも個人での基地外への外出が許可されている。そもそも祖国では元少尉でありながら、しかもあの戦力で曹長のままという方がおかしいくらいなのだ。

 普段の弘の可愛がり方から見ても、自分よりも兄と行った方が双方にとってもベストだろう。

 そう良かれと思って言ったつもりが、見ればあからさまにぶすくれた表情カオを向けられている。


「だから……少尉どのが一緒じゃないと意味がなかとです」


 困った、意味がわからない。

 別に出かけるのはやぶさかではないが、出撃以外で基地の外に出たのはもう何年も前の話だ。

 正直言って休暇を取るくらいなら出撃したいし、譲歩するのならランニングか訓練がしたいし、本が読みたい。

 何だ、こういう所がいけないのだろうか。人付き合いが下手とはよく言われるが、休暇くらい自分の好きに過ごしてもいいではないか。 第一、寝泊りしている分隊部屋は一緒なんだし、四六時中上官と一緒なのも息が詰まるだろうに。


「連れてってやれ、ルードルマン」


 ハッと顔を上げれば、そこに立っていたのは中隊長のユカライネン大尉だ。


「まったく……親の仇を見つけてしまったような顔をして何考えてるんだ?」

「い、いえ、そんな顔なんて」


 言いながら、きっとすごく人相が悪かったのだろうと内心反省する。

 それを見るユカライネンは、笑いそうなのを堪えているのか肩が細かく震えていた。


「シュヴァルべ、キミは明日ルードルマンと出かけたいんだろう?」

「はい! そうなのです」

「ほらね。別に行ってもいいけど……って内心余計な気を回してるんだったら、今回は素直に行っておいで」

「しかし……もし緊急出撃があった際は」


 それでもまだ踏ん切りのつかないルードルマンの頭を、筒状に丸めた資料でメイヴィスがスパーンとはたく。


「フン、舐めるな。それくらいお前がいなくても我々で十分対応可能だ。上官命令で情けない外出をさせられたくなくば、潔く休暇を取ってシュヴァルべと出掛けるんだな」

「あの、メイヴィス中尉、貴方キャラちが」


 何か言いかけたルードルマンのおとがいをその筒でクイと上げ顔を寄せると、メイヴィスは一言、


「……返事は?」

了解ヤー……っ」


 ルードルマンは苦い顔で渋々そう返す。


(これがノーラや女子隊員の言っていた、"どえす女王様メイヴィス中尉"か!)


 一方の直は、我が上官を即座に従わせたその手腕に目を輝かせ、内心おおっ! と感激していたのだった。




***



「で!? 何であの二人軍服で街に出てるんすか!」

「直は軍服以外の服を持ってないんですよ! あーっ距離が近い、距離が近いぃいいい」

「つーか何で俺と一緒にデバガメみたいな事してるんすかヒロシさん……」

「だって、だって直がヴォルケ少尉と二人でお出かけしたいだなんて、俺は今回留守番しててなんて言うから……。妹の頼みは無下にできないが何かあろうもんなら即ぶっとば……」

「うっわー、おたくも何だか拗らせてるっすねぇ」

「蝶よ華よ、拳よ戦闘機よと大事に大事に育てて約十五年。愛しさが増しこそすれ、ポッと出の上官とお出かけなんてされちゃぁもう、ね」

「……なんか今サラッと物騒な言葉並べませんでした? まぁ、ルードルマン少尉殿なんで、そこんとこは安心していいと思いますけど。ほら、エスコートどころか引っ張り回されてて、俺マジで口出ししたいくらいっすもん」


 何なら普段生活しているスペースまで一緒なのだ、朝起きて支度して当たり前のように軍服で外出許可書にサインして出て行く二人に、待ち合わせの新鮮さなど一切存在しない。無論出発までの行動も筒抜けなため、そのまま尾行するような形でハートマンと弘は物陰に隠れていた。


(俺、ちょっと覗いたらフツーに買い物したかったんだけどなぁ……)


 あまりの殺気を隠しきれてない弘に引っ張られる形で、結局軍隊仕込みの隠密行動をしてしまっている始末である。軍服で歩き回っている二人よりも、周りから見れば完全に怪しいのはこちらの方だ。


「あぁ!? 何で花屋になんて入って! クソ野郎、色気出そうったって無駄だぞ。直は花よりさつま揚げの方が好きなんだよ!」

「いや、そんな事でドヤるのやめてくださいよ。今どう見ても小鳥ちゃんが先に花屋に入ってったっしょ。ちなみにさつま揚げって何すか?」

「すなおぉ……花くらい、お兄ちゃんがいくらでも買ってあげるのに。あ、さつま揚げは食べ物です」

「……喜怒哀楽ジェットコースターになってますけど、大丈夫っすか」


 ほどなくして、花屋から白い花束と紫色の花束を抱えてご機嫌な直が出てきた。


「少尉殿、ダメっす、女の子に両手いっぱいの荷物持たせるとかないっす……」

「ちょっと俺、アレの倍の量の花買ってきますね」

「ヒロシさん、やめてください、完全に不審者です」


 負傷で休暇を貰い受けた筈なのに、今自分は何故こんな事をしているんだろう——。ハートマンは一瞬思考を手放したい衝動に駆られた。


 そのまま距離を取り、二人の後を追い続ける。

 街の喧騒を抜け、基地の方へと歩いていく二人。


(あれ? でもこっちは通用門なんてない筈なのに……)


 ルードルマンもどこへ連れて行かれているのか、さっぱりわからないといった風で、時折キョロキョロと辺りを見回している。

 舗装もされてない道を何やら雑談を交わしながら歩く、ルードルマンと直。風に乗って「基地に帰るんじゃないのか?」「まあまあ、もう少しですよ」と他愛もない会話が聞こえてきた。

 いつのまにか、紫色の花束はルードルマンの手の中で揺れているのが見えた。


 風が通り抜ける小高い丘を登りきれば——。


「これって……」


 緑の草原の中に数多く立ち並ぶ灰色の墓石。

 ——ここは戦死者を供養する墓地だ。



「ここですよ」ルードルマンを呼びつけるように、少し大きく張った直の声が聞こえた。

 ひときわ大きな墓石に身を隠すようにして、弘とハートマンは様子を窺う。



「シュヴァルべ……」

「血は繋がっていなくとも、少尉どのの大切な兄上でしょう。戦艦を沈めた、ご挨拶に伺わねばと思っていたのです」


 微笑みながら、直はその手に抱えていた白い花束を一つの墓石の前に置く。

 「日ノ元式で申し訳ないですが」と、ポケットから取り出した線香にマッチで火を点ける。

 すぅーっと一筋の煙が風に舞った。


「アルフレッド・フォッカー殿。貴方が居てくださったから、私は少尉どのとお逢いできました。貴方の誇り高き魂に最大の感謝と、安らぎをお祈り申し上げます」


 手を合わせ、ほら、と背後に立つルードルマンを見上げる。


「少尉どの、お話ししてください。返事は返ってきませんが、これはお別れではなく……この御方の分も我々が生きていくという証です」


「————————————」


 ルードルマンが何を口にしたのか、突然吹き抜けた風に紛れて聞こえなかった。しかしそれを見上げている直の嬉しそうな笑顔と、その頭に優しく乗せられた掌にハートマンはふふっと笑みを零す。

 横を見れば弘が感極まった表情でハンカチを噛んでいるのが見えて、桃色の気分が現実へと引き戻されたが。




「少尉どの、実はもう一人、貴方に会わせたい方がいます。……そろそろいらっしゃると思うのですが」


 腕時計に目をやる直の声が聞こえると同時に「あの……」と背後から声がした。


(やばい! 人に見つかったっ……)


 シーッと唇に手を当てて申し訳なさそうなていで慌てて振り向くと、一人の女性が白い小さな花束を抱えてそこに立っていた。

 白いブラウスと水色のスカート、そして金色の長い髪が風に揺れている——。


(——あっ)


「あっ! いらっしゃいました! おーい! こちらですよーっ!!」


 少し戸惑いながらこちらに声をかけてきた女性は、響いてきた直の声に顔を上げる。その目が驚いたかのように見開かれた。


「行ってください、俺達がここにいる事は内緒で……友達なんです」


 もう一度こちらに視線を向けた女性に、二人を指しながらハートマンはそう囁く。


「ありがとう。お友達、ができたのね……」


 そう今にも泣きそうな、それでいて嬉しそうな表情で微笑む彼女の、その瞳の色は鮮やかな紫——。彼女は顔を上げて二人の元へと走り出す。


 その、見違えるように伸びた背。

 思いきり抱きつくと、白い花びらが幾つも風に舞った——。



「えっ? だれ? っていうか、直いるけど、女の人抱きついちゃってるけど。……えっ!!?」

「ストップ! ストーップ!!!! ヒロシさん、落ち着いて! 今一番いいとこだから!」

「だってあの野郎! 真面目と思ってたのに! 直と出かけておきながら……っ」

「あーもう! 嘘でしょ! 流石小鳥ちゃんのお兄さん、鈍感なところもそっくりで嫌!」


 拳を握りしめ立ち上がろうとする弘を、必死に押し留めるハートマン。


「ヒロシさん! 落ち着いて! さっき見てわからなかった!? あの人は——」


「ああ。ルードルマン少尉のお姉さんですねぇ」


 ジタバタともがく二人の後ろから、ガードナーがひょっこり顔を出した。


「えっ、お姉さ……」

「そうですよ。シュヴァルベもなかなか粋な事をしますね、ルードルマン少尉はアルフレッドが亡くなって以来、一度もお姉さんに手紙を出していませんでしたから」

「じゃあ……」

「十年以上ぶりの姉弟の再会ですよ」


 にっこりと笑うガードナーに、一気に肩の力が抜けて「なんだぁ」と弘は座り込んだ。


「じゃあ、野暮な事はしちゃいけませんね」

「そーっすよ、お邪魔虫は退散しましょ。ねっ、ヒロシさん」

「えっ? でもお姉さんなら、この後直は少尉と二人きり……」

「あーもう面倒くさいっすね、今日はこんないい日ですよ。あとは任せて帰りましょ」


「あと、少尉殿も小鳥ちゃんもあんななんで、まっすぐ帰ってきますって」ひっそりと耳打ちすれば、渋々ながらに弘も頷いた。


「んー久々に墓参りでもしようと思ったんですが、また後日にしますかねぇ……」


 ガードナーも墓地に背を向ける二人にならい、酒瓶を片手にもと来た道へと歩みを進める。頰に当たる風が、なんだかいつもよりくすぐったい気がした。




***



 コン、コンッ——。


 夕刻なのに珍しい、誰かが扉をノックする音に、女性は玄関へと急ぐ。

 町外れの小さな小屋。薬剤師をしている彼女の家に、こんな時間に前触れもなく来るなんて。そんなの急病人か、もしくは——。


「やあ」

「……エリク」


 扉を開けると、久しぶりに見る自分の恋人が、照れ臭そうに笑っている。


 ああ、やっとまた逢えた。今回も、生きて空から戻って来てくれた。

 とても嬉しいはずなのに、元来の気の強さ故かついつい憎まれ口を叩いてしまう。


「もう、連絡くらいしてよ。またどうせご飯食べてないんでしょ……」


 言いながら気づく——。その首に焼け爛れたような大きな傷が走っている事に。


「あ、うん。ちょっとポカしちゃって。傷病休暇ってやつでさ……急にごめんね」

「……ばか」


 視線に気づいたのか、見れば気まずそうに頰を掻いているその手も、包帯でぐるぐる巻きだ。


 一体この人は。何度こうやって傷ついて帰ってくれば気が済むのだろう。その度になんでもないようなふりをして、笑って、それでも一番に自分のところに来てくれる。だけど——。


(帰ってくる保証も、ここに戻ってくる確証もないのに……)


「ねぇローセ」


 誰もが羨む、綺麗な綺麗な王子様。

 だけど待つ私は、いつ置いていかれるのかもわからない野ばらだ。

 お家柄も、称号も、きっといつかいつか。私から彼を引き離していくもので。


(ほら、なんでそんな申し訳なさそうな顔で俯くのよ)


 いつもと違い、えっと……とどもりながら玄関先から一歩も入ってこようとしない彼に、ローセはとても悲しい気持ちになる。

 でもきっと、死に別れるよりも随分とマシだ。

 意を決して、泣きそうになるのを堪えて。せめて最後に、今日くらい、生きて帰って来てくれた事に感謝を告げよう。そう顔を上げる——。


「結婚、しよう?」

「……えっ?」


 目の前に差し出されたのは真っ黒で……それは大きな黒薔薇の花束。

 何故だろう。照れながら、そんな少し困ったような顔で。まるで自分の方が立場が低いみたいな顔で。


「あ、うん。でも……」


 なんで玄関先? と、驚きすぎて言いたかった事とは違う言葉が口をつく。

 途端に、ハートマンはしまったという顔をしてうわァああと狼狽えた。


「あっ、なんで俺……うわごめん、キミの顔見たらなんだかもう幸せすぎちゃって、うわーっサイアク。あ、でも、えっ? うん? 今、うんって言ってくれた?」

「言ったわよ」

「わーっ! わーっほんとう? ホントに? わっわっ……」

「……なんでエリクが泣くのよ」


 その大きな花束を受け取り、途切れ途切れに呟きながら嬉しそうな顔で泣く恋人を若干呆れながら見る。

 こんな花束まで用意しておいて……、格好つけの彼は本当は目の眩むようなプロポーズをするつもりだったに違いない。


「だっ、て……嬉しくて……っ。へへへ、どうしてだろ。俺これでもね、器用だとかソツないとか言われてんのに。キミの前だとどうもうまくいかないや……」


 クスッと笑い、花束をぎゅっと抱きしめると、ふわりと薔薇の花びらが香る。


「一応、ちゃんと108本あるから……ねっ」

「……うれしい」


 ちょっと拗ねたように言う姿もまた愛しい。なぁんだ、王子様が迎えにきてくれる、そんないにしえのおとぎ話は有効だったじゃないか。ローセは微笑み、玄関そばのキャビネットに一旦花束を置くと、少し高い彼の肩に手を回す。


「ごめん、後でちゃんとやり直すから」

「いいのよ、今ので十分。伝わったから」

「本当に?なんか俺、カッコ悪くない?」

「バカねぇ……ちょっとカッコ悪いくらいがちょうどいいのよ」

「……なにそれ」


 ちょっと不服そうに唇を尖らせる、その表情すら美しい。


(——だって、誰にも教えてやるもんですか)


 成績優秀、容姿端麗、御曹司。誰もが振り返るような、綺麗な綺麗な王子様。

 手の届かなさそうな彼が、器用すぎる彼が。本当はこんなにかわいらしくて、誰よりも人間味があって、ちょっと抜けていてカッコ悪いところなんて。

 

(見つかっちゃったら、きっと皆が狙いに来ちゃうもの)


「……愛してる。俺の奥さんになってくれる?絶対、絶対帰ってくるから」

「もちろんよ……私も愛してる」


 どちらからともなく、そっと唇が重なる——。


「ちぇ、やっぱりキミには敵わないや」


 少しふて腐れたようにそう呟き、ハートマンはその腕の中で幸せそうに微笑む彼女をもう一度強く抱きしめた。

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