side Others
***ロールシーン***
山中にて3人は魔獣に遭遇する。。
アッサルトが確認した時と同じく、彼女がきているのは、喪服のような黒いドレスであった。
高価そうな古い大粒の真珠のネックレスをかけ、指輪や腕輪も上品な装飾がほどこされていた。
彼女はあなたたちを確認すると、愛用のビジネスバックから携帯を取り出すと時間を確認する。
結婚式の開始時間まであと30分もない。
蒼:「来ましたね……」
蒼:腕をレールガンに変形させ、構える
咎:「……さて、どうなることやら」
咎:拳銃を二丁生成し、構える
アッサルト:「もうここまで来たらあがいても仕方ありません。……止めて見せる!」
アッサルト:剣を構える
アッサルトは気づく。
想定よりも、教会に近づいていないことに。
自ら速度をゆるめているしか考えられなかった。
愛海:「いかないと……」
愛海:「……でも」
アッサルト:「思ったより近づいていませんね。何か迷っているようにも見えます」
蒼:「アッサルトさん、それはいったい……」
咎:「何かわけあり……って言ったところか?」
蒼:「……どうします?このまま攻撃しますか?」
咎:「ふむ…ちょっと俺に任せてもらってもいいか?、いくつか気になるところがある」
アッサルト:「……どうぞ、熾火さん」
蒼:「頼むよ……熾火くん」
咎:「一つ聞きたいことがあるあります貴方は幸博さんの上司さんである古杉愛海さん…ですか?」
咎:「そうだとしたら…なぜ、荒ぶるのですか?…どうして、結婚式に行くことを断ったんですか?」
愛海:「愛していたから」
愛海:「彼を一人の男として愛していたから」
愛海:「もしも、結婚式に参加したら、自分の気持ちを抑えきれないと思っていたから」
咎:「でも、今、まさに結婚式に参加しようとしてます…どういう心境の変化ですか?」
愛海:「渡すものが……、渡さなければいけないものが……」
愛海:「でも、私が出席してはいけない、横恋慕してしまう私が」
愛海:「彼に対しての怒りもある、悔しさもある、でも、私は私は私は私は私は……」
愛海:ぶつぶつと呟いています。
咎:「……なら、その気持ちを伝えるべきだと思います、大丈夫です、何かあった時は、私たちが止めます…思いを伝えないと、後悔が残りますからね」
愛海:「とまらない、とめられない、私の心がぐるぐるとぐつぐつと動いてしまうから」
愛海:「誰も傷つけたくなかった。そっと彼の幸せを垣間見るだけでよかった」
愛海:「それなのに……止まらないの……」
蒼:「……熾火君、もしやばいと判断したらすぐわたし達がカバーするよ」
咎:「……、ありがとう、どうにもこういうのはほっとくことが出来ない性質なんだ……わがまま行ってごめん」
咎:「さっきも言ったように、何かあったらすぐ止めます、なので、安心して、気持ちを伝えてください」
愛海:「それは……」
男「それは無駄です。彼女の心は歪んでしまっているからです」
突如、見知らぬ男の声が響き渡る。
声の方向をみると、背広を着た老紳士の姿があった。
咎:「……誰だ、お前」
蒼:「!? いったいどこから!」
蒼:レールガンを男の方へと向ける
囁くもの:「お初にお目にかかります。私は災厄のアルカナが一人、”皇帝”の囁くものと申します」
囁くもの:「そして……」
囁くもの:「彼女を魔獣にしたものでございます」(にやり)
咎:「……お前が元凶か……余計なことをしたおかげてめちゃくちゃだ…」
咎:拳銃を向ける
蒼:「何でこんなことを…!」
囁くもの:「否ことを」
囁くもの:「彼女は上司として人の女として、そして母親代わりとして、彼を愛して導いてきた」
囁くもの:「彼女の心の中はまさしくカオス」
囁くもの:「それは、彼女の服装にも現れている」
囁くもの:「そんな彼女の気持ちに、私はただ……」
囁くもの:「囁いて魔獣にしただけですよ」
蒼:「ふざけないで!! 貴方は彼女の気持ちを利用して……、魔獣にするなんて間違ってる!」
咎:「……どいつもこいつも碌なやつがいねえ……!」
アッサルト:(せっかく心が戻っていたのに……)
蒼:「貴方は人を魔獣にして……何がしたいんですか!」
囁くもの:「何がしたいとは愚問ですね、我々、災厄のアルカナはそのためだけに存在し、いずれ魔獣に至るもの。すべては魔獣の女王の御心のままに」
囁くもの:「さあ、この人たちは、彼とあなたのつながりを断ちにきたのですよ、あなたは彼に会いたくないのですか」
囁くもの:囁くようにいった言葉に、彼女が反応する。
*
愛海:「あああああああああああああああ!」
愛海の全身から邪気があふれ出る
蒼:「っ……!! アイツめ……、2人とも気をつけて!くるよ!」
咎:「……はぁ、とりあえず止める……」
アッサルト:「つっ……!」
GM:イニシアチブです
GM:2d6
GM:(コロコロ) 10. (6 + 4 = 10)
咎:2d6
咎:(コロコロ)3. (1 + 2 = 3)
アッサルト:2d6
アッサルト:(コロコロ) 5. (3 + 2 = 5)
蒼:2d6
蒼:(コロコロ)9. (3 + 6 = 9)
***戦闘シーン***
***第1ラウンド***
愛海:「ああああああああ!」
邪気が全身から噴き出した。
すさまじいほどの力なのに、その姿を認識しづらくなっていく
黒いドレス。
高価そうな古い大粒の真珠のネックレス
上品な装飾がほどこされている指輪や腕輪も。
愛用のビジネスバック
すべてが曖昧になっていくような感覚にとらわれる。
蒼:「くっ!これは何とかするしかないですね……、2人とも援護を頼みます!」
蒼:【能力4:禁断の決戦兵士[異形化]】で背中をジェットパック化させ相手の頭上を飛び
蒼:【能力2:騎兵槍電磁砲壱號(ランス型レールガン) [武器]】で相手を狙います
蒼:【能力3:人造人間[異形化]で撃った衝撃に耐える
咎:予め作っておいた青い物を的確に打ち出します
咎:【能力4:ガンスリンガー・ストラトス [戦闘術]】を使用
アッサルト:剣で影に斬りかかる
アッサルト:【能力4:セントアリア軍剣術[戦闘術]】
GM:判定値+17でどうぞ
蒼:では行きます
蒼:2d6+17
蒼:(コロコロ)24. (5 + 2 = 7, 17)
咎が打ち出したサムシングブルーに影の刃が誘導され蒼に攻撃はあたらない。
誘導されなかった2、3の影刃は蒼に向かっていくが、アッサルトの件が迎撃する
しかし、愛海自身をはっきりと認識することはできない。
朧気に把握した愛海に対して、レールガンから放たれた銃弾が襲い掛かる。
GM:【邪力1:魔獣】+【邪力2:愛憎のパトス】+【邪力3:隠者のドレス】
GM:12+2d6
GM:(コロコロ)20. (2 + 6 = 8, 12)
GM:17-12=5 +邪力の消費2で、合計+7のダメージ
魔獣の力:20→13
レールガンから放たれた弾丸が、なんとか愛海の腕を貫くが致命傷には至らない。
彼女の認識疎外の邪力を解析しないと勝てないのかもしれない。
蒼:「くっ……でもダメージは与えた」
愛海:「私は……。私は……」
アッサルト:「………どうするか」
ゴルフォ:(おい、俺と代われ)
アッサルト:(! ……よし、今は考えている時間はない。頼む、ゴルフォ)
アッサルト:【能力3:アッサルト&ゴルフォ [前世記憶]】
ゴルフォと人格を入れ替わり、用意してあった青色の銃弾を無数に打ち込む
ゴルフォ:【能力2: <鷹の眼>[肉体能力]】で、かろうじて魔獣をとらえ、【能力4:<射撃・乱>[戦闘術]】で魔獣のドレスに向かって銃弾を撃ち込む
ゴルフォ:能力432使用
咎:某イカゲームみたいに白いインクを飛ばして【能力4:ガンスリンガー・ストラトス [戦闘術]】で攻撃します
蒼:【能力4:禁断の決戦兵士[異形化]】で右手をロケット砲に機械化して相手に向かって撃ちます
GM:判定値+17でどうぞ
アッサルト: 2d6+17
アッサルト:(コロコロ)23. (1 + 5 = 6, 17)
GM:【邪力1:魔獣】+【邪力2:愛憎のパトス】+【邪力3:隠者のドレス】
GM:必死になって姿を隠し銃弾を交わす。
GM:12+2d6
GM:(コロコロ) 14. (1 + 1 = 2, 12)
GM:23-14=9 +邪力の消費:2、合計+11のダメージ
魔獣の力:13→2
銃弾が、そして白いインク、ロケット弾が愛海を襲う。
愛海は迫りくる銃弾の群れに……
傷ついた右手でネックレスを
左手を後ろにまわしてビジネスバックを隠し。
攻撃を受けとめる。
愛海:「あああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
ゴルフォ:「どうだ! 俺が改良した銃弾の威力は!? 久しぶりの戦闘だ、これくらいじゃあ済まないぜ!!」
全身をボロボロにしながらも、愛海は歩き出す。
愛海:「白垣くん……」
咎:「……ッツ!」
咎:【能力3:ダグダの大釜 [霊的物質]】でマシンガン、ショットガン、アサルトライフルを生成、
咎:ネックレスやビジネスバックを狙い撃つように【能力4:ガンスリンガー・ストラトス [戦闘術]】で的確に潰す
咎:【能力2:第六感 [予知]】でよけるであろう場所を的確に潰す
蒼:【能力4:禁断の決戦兵士[異形化]】で背中をジェットパック化させ、熾火が影に狙われないようにしっかりと身体を掴んで飛びます!
蒼:「狙い撃ってよ、熾火くん!」
ゴルフォ:熾火に正確に撃つのは任せて、ゴルフォは魔獣へと青い銃弾をありったけ乱れ撃つ 【能力4:<射撃・乱>[戦闘術]】
GM:判定値+17でどうぞ
咎:2d6+17
咎:24. (1 + 6 = 7, 17)
GM:その出目なら判定しても滅びますね。
咎はビジネスバックを狙った時、ぼやけていた愛海の姿がはっきりと見えたことに気づく。。
そのビジネスバックには、自作の牛のぬいぐるみが付いていた。
咎は幸博の言葉を思い出す。
『その牛のぬいぐるみかわいいですね、っていったら、同じようなぬいぐるみのキーホルダーくれましたし』
狙い撃てる状態で放たれた銃弾が、ネックレスに襲い掛かるが、それだけは身を捩ってかわす。
だが、銃弾は急所を貫き……
愛海はその場に崩れ落ちた
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