サムシング・フォーは誰の手に？～施設育ちの少女香恋ちゃんとアラフィフ女上司愛海さん～

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＊＊＊邂逅フェイズ＊＊＊

目　　的：連絡所で騎士と邂逅し、調査の相談をする。

咎：「……っとここだな、場所は」

蒼：「キキィィィィーーっと！皆城蒼ちゃんただいま到着です！！」

蒼：黒のメイド服にスカートは見えそうで見えないラインのものを着ている。

蒼：「あ、熾火くーん！」

蒼：手をふりふりする

咎：「あぁ……蒼さん、君も依頼？」

蒼：「うん！　事件あるところ蒼ちゃんありってね！　熾火君も依頼？」

蒼：咎に近づいて話しかける

咎：「あぁ、うん、友人からのタレこみでね…あとＢＡＲの時ではごめんね」

咎：なぜが抱きかかえて謝る

蒼：「……まあいいですよ！蒼ちゃんは寛容ですから！」

蒼：頭を撫でる

アッサルト：そこへアッサルトが到着する

アッサルト：二人の雰囲気に少し眉をひそめた（悪い意味ではない）が、

アッサルト：動揺することなく二人に声をかける

アッサルト：「熾火さん、蒼さん、おはようございます」

蒼：「おっはよー　アッサルトさん！　となると、アッサルトさんも依頼か……」

咎：「つまりこの3人で解決するってわけか……よろしく」

ＧＭ：連絡員より最新情報が告げられます。

＊＊＊最新情報＊＊＊

＊魔獣の正体

　噂では、山中にあるチャペルで結婚する白垣幸博の上司「古杉愛海」と噂されている。

＊魔獣としての力

　姿や居場所をはっきりとさせないステルス能力

　すべてを切りさく影のような黒い刃　　

＊魔獣の出現位置

　西方にある教会に向かって進行している。

＊魔獣の現在の位置

　把握済み

＊捕捉事項

　　白垣幸博の相手（新婦）は、新屋敷香恋という。

＊関連情報　

駅前広場［魔獣戦闘］

　それほど栄えていない町の駅前広場

　魔獣の通過状況から、この広場を横切る可能性もあるが、人払いが完全にできそうにない状態である。

音無 光希［病院］

　デートの待ち合わせ中、被害にあった男性

　魔獣に遭遇して負傷した。

白垣幸博［教会］

　結婚しようとしている魔獣の想い人

・シゲさん［刑事］

シゲさん「よくわからん魔獣だな」

シゲさん「恋愛というか幸せなカップルやハートの形などをほ無差別に攻撃しているが、目標としているだろう教会へほぼ一直線にむかっている」

シゲさん「その力を誇示しているとしか思えないのに、姿は隠している」

シゲさん「いったい何がしたいんだ、いったい」

シゲさん「襲われるカップルも無差別とはいえ、不倫カップルや、年の差カップルは遭遇すればまずやられている。なぜ、優先するんだ」

シゲさん「特に、Ｗ不倫や、年が離れていてどちららかが１０代のカップルはなぜか危険だ」

シゲさん「理由は特にわからないが」

・月城教授［万能知識]

月城「魔獣の邪力のうち、ステルスの邪力だが、どこかに穴があるようだ」

月城「完全なステルスの能力ならともかく、「そこに女がいたような気がする」レベルの認識は大半のものがもっている」

月城「おそらく弱点が魔獣の完全ステルスを阻害しているのだろう」

月城「あと、攻撃にしようやせる影のような光だが、今のところ、その影に触れたものはすべて切断されている」

月城「おそらく攻撃を喰らった、防御はできず、そのままジエンドになる可能性もある」

月城「だが、攻撃の軌跡がおかしいものも多い、おそらくある程度は魔獣がコントロールできるが、自動追尾する特性をもっているのだろうな」

月城「追尾する条件がわかればなんとかなるかも」

・ファルコン［インターネット］

ファルコン「新郎の白垣幸博は、毒親だったため行政が保護し、施設で育ったらしい」

ファルコン「奨学金で大学を卒業し、今の会社に入社した時からの上司で教育係だったのが、魔獣となった古杉さんだそうだ」

ファルコン「元々バリバリなキャリアーウーマンとして働いていた彼女の熱心な指導と、彼の頑張りによって実績はかなり良かったようだ」

ファルコン「そして社会人３年生となった彼は、同じ施設出身で１９歳の新婦と結婚することになった。順風満帆といっていいね」

ファルコン「ただ、古杉さんが彼のことを部下や後輩というより、一人の男性として見ていた事を除けばね」

ファルコン「いつから彼女が彼のことを好きになったのかはわからない」

ファルコン「だが、彼がごくごく少数で結婚式と結婚パーティをすることにし、彼女を招待した時、彼女は強く拒否をしたらしい」

ファルコン「その時になって、もしかして……と周囲が思うようになったようだ」

ファルコン「彼女が魔獣になったことは告げていない」

ファルコン「恋愛感情はなかったようだけど、もしも彼女がバケモノになって、君を襲いにくると知ったらショックを受けてしまうからね」

・”闇の眼”の花山［裏社会］調査員

花山「どうやら、魔獣となった女は、新婦の素行調査を結構なお金でいろいろな探偵社でしていたようだ」

花山「両親が事故して施設で成長した子だが、やましいことはやっていない」

花山「だからこそ、貧乏だったようだが」

花山「結婚式もかなり手作りでしているようだしな、そこまでしてやりたいもんかな？」

花山「音無光希は元チンピラでアルバイトで生計を立てているが、よく闇カジノで負けている」

花山「今回は本命のキャバ嬢とのデートってことで、知り合いから金を借りたが、負けたらしい」

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咎：さっそくだけどどこに行く？」

アッサルト：「白垣さんと被害男性へ会いに行くのと、魔獣の追跡でしょうか」

蒼：「ふーむ…ならわたしは被害者と話をしてみたいですね。何か能力について分かることがあるかも知れません」

アッサルト：「僕は魔獣の追跡を試みたいですが……熾火さんはどうですか」

咎：「じゃあ余った……教会にいってみるか」

蒼：「えーと……アッサルトさんは魔獣の追跡、私は被害男性の方の聞き込み、熾火君が教会ということになるね！」

アッサルト：「そうなりますね。では行きますか？　他に確認しておきたいことなどはありますか」

咎：「いまのところは、報告と相談をしっかりしてほしいこと」

蒼：「もし何かあったら私達を呼ぶことですかね」

アッサルト：「わかりました。魔獣と会って少しでも弱点となるものをつかんできます。では、お先に」

蒼：「では、私も失礼します！熾火君、頑張ってね」

蒼：と言って退室

咎：「ん、怪我しないようにね」

咎：退出

【用語】

◆連絡所

　各地にある円卓の騎士の集合場所

　情報の収集場所でもあり、騎士に最新情報を伝える。