誰かの風の声

街にあふれる

無限の色に


しあわせの色を探して


どんな色だっけ?


嘘の色なら

すぐ解るのに


雑踏の中で

耳をそばだて


優しい風の唄を待ってる


どんな声だっけ?


臆病な風なら

すぐに気づくのに


嘘の色も

怯えた風も


悪くない

誰も悪くない


救いたい

だけど救えない


自分にもっと

力があればいいのに


誰のせいでもない

その誰のせいでもないことに


皆んな胸を痛めてる

今日も自分を責めている


人を非難するのは

自分を護るため?


悪くないよ

きみは悪くない


痛いほど

よく解るのに


護ってあげることもできなくて

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