間違えてくれてありがとう

ぼくにはよくわからない

あの時どう言えば良かったかなんて

あの時どうすれば正解だったかなんて


間違いながら生きている

生きていれば間違うこともある

むしろ間違わずに生きることが

難しいまである


でもね

生まれてきたことが間違いだなんて

絶対にないんだよ

きみもぼくも

それだけは間違いない

いつだってそれは正解だって言える

間違ってばかりのぼくだけど

それだけは自信を持って言える


生まれてくれてありがとう

生きててくれてありがとう


生きていれば間違うこともある

だから間違えてくれてありがとう


謝りたいのはきみが優しから

優しいからきみは傷つきやすくて

傷つきやすいから守りたい

守りたいから強くなりたくて

強くなって傍にいたいと思うんだ

だって

きみの傍にいるだけで

幸せだって思えるから


たとえそれが

間違いだったとしても


間違いながら生きている

生きていれば間違うこともある

むしろそれが良いまである


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