キミの言の葉、ボクの言の葉

キミの言の葉は

新緑の青い若葉のように

ちから強く元気で

ボクに勇気を与えてくれた


キミの言の葉は

木漏れ日の光をまといて

やさしくボクを暖め

心に希望を抱かせてくれた


ときには

照りつける熱い陽射しから

ボクを守って


さわさわと

風に吹かれた葉ずれの音色のように

ボクの気持ちがのんびりするまで

語り合ってくれたね


ボクの言の葉は

たくさんの光をキミに与えてもらえて

いま、あの並木道の銀杏葉のように

黄金色こがねいろに輝いているだろうか


それとも

あの楓の葉のように

いまにも風に舞って

キミのところへ飛んでいきたいって

そう願ってるのだろうか


でもね


その言の葉が

キミに送りたいその言の葉が

こんなにも紅く染まっているのは


きっと……



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