異世界エロ文房具小説家

@burikiburikiburiki

第1話 魔物にエロは必要ない?

異世界に転生して、はや30年。


この世界で生きていくことで必死だった。


で、どうにか暮らしていけると自信がついたある日、思ったの。


娯楽がね~~よッ!!




そもそも、毎日ヒャッハーしている種族に転生しちゃったのがよかったのか悪かったのか。


周りのみんなが全部、陽キャのあつまりみたいなもので


転生前の私の苦手なあつまりなのよね。


生きてくために仕方なく付き合っていたら慣れたけど。




で話は元に戻るけど、毎日がヒャッハーしていると


娯楽いらないかな~って思っていたんだけど。


やっぱり元の世界の私の趣味が思いだされてきたのね。




アニメ、同人誌、ベーコンレタスバーガーの略ではないBL、ラノベとか


当然この世界にはないっていうか


人間の街にはあるのかも知れないけど


私がふらふら~と一人で人間の街の図書館に現れたら


たぶん 冒険者が討伐に来て、私また違う世界に転生するはめになるかも。




人間、もう人間じゃないっか


いや元人間だから あぁ ややこしい


ないと言われたら欲しくなるのが人間の性(SAGA)


どうすれば手に入れられるかがずっと頭から離れなくて


仕事も手につかない


そこである日思ったの


ないなら、頭の中でカップリング作ってしまえばいいのではないかと




ドラゴンライダー(当然オス)と人間の騎士(当然オス)のカップリングとか。


ある日、戦いの中で、二人は行方不明になり


二人っきりになって


一時休戦をして、お互いが助け合って戦線に戻ろうとするの


その中でお互いを認め合いだして、いい雰囲気になった位に戦線に復帰するの。


また戦場でまみえる二人。


今までの戦いと同じように戦っているのだけど、お互いが笑っている。


そこに卑怯な別の人間が草むらからドラゴンライダーに毒矢を!


放たれた毒矢がドラゴンライダーに!


なぜか毒矢は人間の騎士の肩に刺さる。


「俺じゃない、俺じゃない」と逃げる卑怯な別の人間


ドランゴンライダー「なぜだ人間」と騎士の肩を抱える。


「お前を倒すのは俺だろ?」と騎士。


「あぁそうだったな」とドラゴンライダー。


力なく崩れ落ちる騎士。


なんとも言えない低い雄たけびを挙げるドラゴンライダー。


騎士はどうなる!!


って妄想したら ふぉ~~~~~~~~~~~~


米何杯でも喰えるわ。米ないけどこの世界!!




という妄想をしている日々がもう何年も過ぎて。


妄想を忘れないように日記につけていたの。


その日記を、ある日、同じ種族の友達のカラカラちゃんに見つかりました。


はいすいません。


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いつも御読みいただきありがとうございます。


作品・続きにご興味をお持ちいただけましたら星やお気に入りをいただきますとうれしいです。


また、私が泣かない程度のコメントをいただけますと励みになります。コメント頂けましたら幸いです。


ぶりーき


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