冠絶
冠絶は「比べるもののないほどすぐれていること。冠前絶後」(明鏡国語辞典)。
似た言葉に、「空前絶後」があるが、意味は同じではない。
空前絶後は、大修館の四字熟語辞典によると、「過去にも例はなく、将来にも起こりそうにないと思われる、非常にまれなこと」とある。
出典を見る限り、「冠前絶後」から、「空前絶後」が派生したのだろうか?
「且つ雇は前に冠とし、張は後に絶して、道子は乃ち兼ねて之を有す」(宣和画譜、道釈二、呉道元)
『東晋の顧愷之の絵画はそれ以前には比べ得るものがなく、南朝梁の張僧繇の絵はそれ以後に比べ得るものがないというが、さて呉道子というはその二人の画才を兼ね備えたほど偉大な画家だ(顧冠于前,張絶于後,而道子乃兼有之)』(ウィキペディアの「空前絶後より」)
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