第2話宇宙はホログラムで出来ている!
これはどういうことだろう。
万に一つの可能性があると期待できるからこそ、私たちは頑張ろうという闘志を燃やせるのだ。
とても受け入れることができない。
仮に可能性に制限があるとすれば、やるだけ無駄ということになる。
やって後悔するなら、やらない方がマシだ。
精神論は砂上の楼閣としてむなしく崩れ去るのだろうか。
私たちの歴史は絵に描いた餅。
奇想天外な発想で多くの科学者を悩ませてきたホーキング博士であるが、今わの際にとんでもない理論を打ち立てた。
なんと、私たちの世界はホログラムで出来ているというのだ。
ホログラムというのは立体映像だ。どこかに3Dのもとになる絵がある。それをレーザー光線を当ててやると虚像が浮かび上がるしくみだ。
映像であるからには画素数に限界がある。時間軸に沿って経時変化するのだから動画だろう。始めと終わりが必ずある。
そして上映できる本数にも限りがある。この時点で無数の可能性は消えた。
では、宇宙ホログラムのデジタルマスターはどこにあるのだろう。
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