どう書くかよりどう続けるか
最近では文章の生成よりも編集に頭を悩ませています。執筆ノウハウというほどたいそうな技術ではありませんが、いわゆる単純なスランプの問題は克服できました。
「筆が止まってしまった。なかなか次の文章が出てこない」という事はなくなりました。
あまたある創作論の活用により文章の続きは幾らでも出てくるのです。
問題はその「無理やりに」ひねり出した文章の取捨選択です。
どの部分を採用し、どうつなげるか、なかなかしっくりこない。
ですから、まれに私の設定ミスでびっしり書き込まれた下書きが公開されることがあります。
書きまくって悩んでは消し、加筆し、編集し、公開を見送り、その繰り返しです。
ケンタウロスメイドの早美さんはめずらしくスムーズに運びました。
もともとはAIが描いた一枚絵です。
印象を小説にするというお題はポピュラーなもので、エブリスタでも過去にコンテストが行われています。
「うん、これはケンタウロスのメイドさんだね」という第一印象から
ひらめきをプロットと表題を作りました。
「●●の××さんは忙しい」という既視感のあるタイトルを連想し、そこから自分なりの固定観念で世界観を作っていきます。
人馬のメイドさんが活躍するお店はどんなたたずまいだろう。
背中がテーブルになったらかわいいよね。お客さんは猫カフェ感覚でメイドさんを撫でるのかな。客層はどういう人々だろう。
男性を接客したら単なる風俗だよね。それでは捻りがない。
会話に飢えた女子を相手にしたらどうだろう。
次々とアイデアが沸きます。
早美さんの性格は執筆と同時並行で設定しました。この辺は土台の文章とアイデアプロットさえあればチャット並みの速度で打鍵できる私です。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます