幸せが幸せを呼ぶ
台風が過ぎ去って一夜明け、晴れたけど、でもそこまで暑くはないので大変喜ばしい。
そしてそんな日、ちょっと自分でも忘れてたけど誕生日を迎えました(*´ω`*)
それで、仕事もひと段落したので、都会に繰り出して(←「繰り出して」って古いか?)美味しいケーキを食べよう大作戦。
行く途中の電車で、厚かましくも皆様に祝っていただこうとツイッターで「誕生日でーす」と宣言したところ、すぐに返信が♪
<幸せな一年になりますように>
めちゃくちゃ嬉しいコメントをいただいた!!!
それで、電車を降りて、エスカレーターへ向かいながら、「わー、わー、嬉しい、一年と言わずもはや今すぐ幸せだよ~~(?)」などとよく分からないことをつぶやいて…。
…ん?
嬉しいコメントのスマホ画面に気持ちが盛り上がりつつも、目の前の男の子二人組への注意を怠らないわたくし。
もしや、これは…
『BLウォッチング・チャーンス!!!』(通販CM風に)
大学生くらいの若い二人。仮に、左をA君、右をB君とする。
A君は茶髪で、洋画のプリントTシャツにジーンズ。
B君は少し伸ばしてウェーブがかった黒髪に、大きめの黒ぶち眼鏡と、レトロな感じの紫っぽいシャツ。令和になってブーム再燃の「シティ・ポップ」をイメージさせるような外見。
二人ともイマドキな感じで、やや小柄、ややナヨっとした感じ。
そして、A君B君、駅構内の地図を見遣りつつ、「こっちでいいのかな?」って感じで、ちょっと迷いながらエスカレーター前で足踏み。
他の家族が彼らをよけていく中、私は二人の後ろに陣取る。
いいのよ、いつまでだって私は待つわ。
すると…。
結局エスカレーターに乗った二人。
A君が、B君の背中にそっと手をやった。
「邪魔になっちゃうから左側によけて」という意味で手をやったのかなと思ったけど…。
別に、よけもしないで横並びのままのA君。
っていうか、背中の手は少し下がって腰にいき、そのままゆっくり腰を抱き寄せるかのように、腰骨のあたりに添えられる。
ん?いや、やっぱり離れて今度は肩をそっと抱く。
そのあと戻ってまた背中をさする。
あら、あらら。
A君はB君のどこかに触ってないと死んじゃうのかしらね?(笑)
なにこれ。これが幸せってやつ?
いや、あはは、ツイッターが嬉しくて「幸せだーー」って言ってたら、本当に幸せ引き寄せちゃった!?
その後、エスカレーターを降りて二人を見失ったかと思いきや、幸せはまだ続いていて、二人がこちらへ引き返してきた。
二人は何かを話しながら、エチカ(駅の中のオシャレフードコートみたいなところ)へ。
B君「いいかな?」
A君「いいよ」
B君「じゃ、ちょっとごめん」
A君「この辺見ながら待ってるから。大丈夫」
B君「うん、じゃちょっと行ってくるね」
A君「この辺にいるからね」
B君「うん」
かわいい会話の後、B君はエチカを出て、奥にあるトイレへ。
ああ~~~かわいい。やっぱりかわいい。ほら見ろかわいい。
はにかんでトイレに行くB君を見送って、地上へと向かう私。
知らぬ間にマスクの中で意味不明のつぶやきが漏れていた。
「ああ…デロデロ~~、デロデロリ~ン」
(ニマニマして、でろーんと溶けてしまうという様子を表した擬音語と思われる)
うん、暑くてデロデロな日々ではありますが、かわいい二人にデロデロなら望むところですわね( *´艸`)
それではまた、見かけ次第レポートしてまいります!
(追伸:ツイッターにて「幸せ」コメントをくださった黒月様、この場を借りて御礼申し上げます!!ありがとうございましたっ!!!)
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