第10章 さくらとの出会い 【10】
「
「いいえ、先輩の身の安全のためなら、お安い御用ですよ」
「本当は、もうこの辺りなら、1人でも全然帰れるんだけどね」
「でしょうね。でも、せっかくなんで、最後まで送り届けさせてください。もしかしたら、明日の朝も迎えに上がるかもしれないんで」
「確かに、そうだよね。私からお願いしてるんだから」
「あの、先輩、もし……」
俺がそこまで言ったその時。
「あぁ、あそこが私の家」と白石先輩は一軒の戸建を指差した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます