君が奏でるピアノ
どこからか響いてきたピアノの音。
導かれるようにしてたどり着いた音楽室で、僕は君を見つけた。
鍵盤の上を舞う細い指。伏せられた大きな瞳。そして何より、切なさを含んだその音色に惹かれた。
「……素敵な演奏だね」
声をかければ驚く君と目が合って。
「……ありがと」
君はどこか寂しそうに笑った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます