不登校希望

……つまらない

「なあ昨日の見た?」

「面白かったよな」

うるさい。周りから聞こえてくる声が煩わしい。学校なんて俺には似合わねぇんだ。

「おい、どうにかしろよ」

睨めば、俺を連れ出してきた犯人の隣にいるコイツは笑った。

「そういうものだよ。我慢することだね」

「無理」

「はいはい、行くよー」

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