現実と夢の狭間

目の前に迫ってくる闇。ギラギラ光る赤い瞳。

「うわあぁぁっ!?」

ガバッと勢い良く体を起こした僕は、一瞬ここがどこなのかわからなかった。しばらくして自室であることに気づく。

「なんだ···夢かぁ···」

まだバクバクと収まらない心臓に手を当てホッと息を付く。

……そんな僕に、影が落ちた……

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