ドラゴンブレイク
新井澪
入学編
エピローグ
新しく物語を書き始めます。一回断念した作品ですが改良をしました。どうか楽しんでくれると嬉しいです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
激しい爆発音が近くで鳴り響くなか2人の男が険しい顔をして話していた。
ムキッとした体、もう1人は少し鍛えているがその人よりは衰えている、そして頭には青色の帽子を被っている。
「おい!!!緊急召集がかかったぞ!!!急いで行くぞ!!!」
「ああ、今すぐにいく!!!これが終わったら行くから先に行っといてくれ!!!」と補給物資が入ってる袋を持って言った。
「分かった、だが、やつには気を付けろよ」
「もちろんだ。あいつに見つかったら終わるからな」
タッタッタッと素早く青色の帽子の男が走って消えていった。
「さて俺もそろそろ行くか」と思い補給物資を背負って歩こうとする。すると突然自分の頭の上が一瞬暗くなったと思うと体が熱くなっていく、何をされた?と思って下を見ると真っ赤な血溜まりができていた。そしてその男の体は傷だらけになっていた。
熱い、体が破裂しそうな程の熱さ、視界がもうろうとして、立つことすらできない状態
これはもう自分が死ぬのかと思った瞬間だ。
「あぁ、良い人生だった。だけどもう少し妻や娘達と遊びたかったな」血だらけの体を自分で見たり触ったりしながら改めて自分が死ぬことを実感する。
最後の力をふりしぼって目を開けて上を見ると、真っ青な竜がそこにいた、全てが終わったように感じた。そいつは「ぎゃああああああああああああああ」と雄叫びをあげて周りに閃光がはしる。刹那、真っ赤な炎と強烈な爆発音が響いた。ビルは同然崩壊しガラスの破片もそこらに散らばっている、車も原型をとどめることなく飛ばされて消え去っていく。その他、自動販売機や看板、店の商品、屋根瓦、そして電柱も。反ありとあらゆる物が飛び散らかっている。
その竜は空を飛んでまたどこかへと去っていった。
◆ ◇ ◆
「死者299名、重傷者476名、行方不明者29名となっています。どうしますか、マスター?」暗い部屋の一室で、黒のスカーフを巻いた男がいった。人数は6人程だろうか?全員がなにかしらの偉い人、あるいは専門家の人だろう、もちろん話し内容は「昨日の出来事についてだ」
あれほどの被害をうけて、何も対策しないのは絶対におかしい、おかしすぎる。ということで急遽、会議を開いている。
「次に建物などの被害は?把握できてる範囲でいい、分かるものはいるか?」と中心の男が言った。もうすぐ50代となるその男は、最近生えてきた自分の白髪をいじったりとどうも落ち着きがない様子のようだ。まぁ当然か、滅多に起きないことが今回は起きてしまったのだから誰もがそうだろう。
「はい」と1人の女性が椅子を下げて、言った。「まずは家屋の状況ですが、やつらの影響でほとんど全焼している家屋がこのディーティン4丁目だけでも84件、やつらの暴風により半壊や全壊している家屋が22件、その他崩壊している家屋が19件です。」と丁寧な口調で白髪の男に話した。
「ふむ、ご苦労様。やはり、何千年に一回の確率で出現するやつは結構厳しいなぁ~」
そう、このディーティンには
◆ ◇ ◆
会議が終わってもまだ襲撃は終わっていなかった。逃げる人もだんだん遅くなっていき最終的には死んでいくのだろう。なんて愚かな世界なのだろうか?竜が出現して我々人類は逃げることしか出来ない弱者。そう、何も出来ないのだ
と思っていた矢先
「終わりました、襲撃が」
「へ?」
「いや待て、そんなの冗談だろ。最低でも1ヶ月はやつらの驚異に耐えないかんのだぞ!!!」
「ですから終わったんですよ、襲撃が1人の女騎士によって」
「もう一回言ってくれ」
「ですから女騎士の活躍によって終わったんですよ」
「た、倒したのか?」
「えぇ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここまで読んでいただきありがとうございます。誤字、脱字があれば教えてください
最後の女騎士、なんで倒したのでしょうかね?とても気になります
次はどうして倒したのか、になります。お楽しみに
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます