第39話 君へ。。。
君は、今
どうしているだろうか?
人懐っこい笑顔で
平気で嘘をつく子どもだった。
嘘というよりは
『願望や夢』を語っていたのかもしれない。
自分の思い通りにならないと
すぐに癇癪をおこした。
勉強は嫌いだった。
前日と同じ服。
コンビニのお弁当。
遅いお迎え。
私の記憶に残る彼は
小学一年で止まったまま。
あれから10年。
どうか、今の君が幸せでありますように。
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