2話
もう朝か
サッサと準備して、行きたくないけど
学校に行こう
あのアプリだって、きっとジョークか何かだ
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「えー、ホームルームの前に言わなきゃいけないことがある
加藤が家から消えたらしい、両親から学校に連絡が来た」
加藤さんが消えた
私の背中を蹴飛ばした、
加藤さんが消えた
あのアプリ、本物なんだ
じゃあ、もっともっと、消しちゃおう
私をいじめた人全員、全員
「おい、鈴本」
「はい、なんですか、、、?」
「お前、加藤と話してたろ、知らないのか?」
知ってるわけないじゃん
それに、話してたわけじゃない
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今日は呼び出されなかった
仲間が消えて、
混乱してたんだろう
まぁ、呼び出されない方が助かるし
痛くないし、寒くない
それに、早くスマホいじれる
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今日も、消してみよう
まずは、いじめの主犯格だった
木之瀬 愛花さん
それと、いっつも水かけて来た
萃香 夢露さん
2人の名前を打ち込んだ
また、いきやすくなる
このアプリをいじると眠くなった
寝よう
ピコンッ
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