私はネットを殴りたい
ネット炎上芸人の
大泉会長が言う女性の権利など無い。すべては日本人が自意識を保つために、インターネットで主張し続けてきた。それを非難するのは彼にとっては屈辱だ。大水会長の一言が女性蔑視を擁護すると思われる。
週刊誌の取材で大泉はこう述べた。
「ただ、今やインターネットは自由なコミュニティーです。私はその存在価値観を尊重しますが、私はあくまで日本人です。男性に女性差別だと言われるというのなら、私は彼を殴ります」
ただ、女性向けにこうも言った。
「全ては日本の社会を変え、彼ら(日本の男性達)を応援したい。そういう女性は世界で一番尊いのです。私はあなた達に尊敬され、守ってもらいたい」
身勝手な男だ結局のところ自分の弱さを無意識に晒している。
今や男性はジェンダーを強要されただけ。それが差別、被差別どちらの側に立っても全て男性の責任にされる。
男性だけで自己完結する社会などあり得ない。だからこそ女性を余計に庇護したい。会議参加の負担軽減は当然の思いやりではないか。
そんな思いがあるのに、その全てが報じられず切り取られるのは何でだろう。それを考え付く「失言」は誰にも否定出来ない。
黒金は動画で吠えた。
大水会長も「すべての人は母から生まれる」だと分かっている、そういう考えに固執する人はコアな日本人といえる。だから、そんな彼の言葉を耳にした時、女性記者の速水穂香はやっと感じた。自分と彼の人生は、本当に、違うのだと
男性社会の現状や問題点、理不尽さに思わず叫んでしまった。
「私が心から『全てよかった』と思えるのは女性の存在だけ。私たちは彼女たちのためならば、どんな苦難も乗り越えられる。少なくとも自分には、そんな風に思える。
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