マルタリク（異世界）童話集〜動物編〜

つちのこのうた

つちのこノコは

なにかをみつけた

つちのこノコが

みつけたものは

みずたまきのこ

くんくんにおいをかいでみると

なんだかふしぎないいかおり

ついついぱくっとたべちゃった！

つちのこノコは

きのこをたべた

でもでもそれは

どくきのこ！

もくもくぶくぶくあわがでた

あっというまに

つちのこノコは

きのこのノコになっちゃった！

　　　　　　　　　　　　　　　おしまい。

▽▲▽▲▽▲

マルタリク手毬唄

「つちのこの歌」

主に西の方の地区で昔から歌い継がれている。実際につちのこを人間が目撃することはほとんどないので、誰が歌い始めたのかは不明。つちのこの事を歌っているのか、後半から出てくる毒キノコへの警戒かは定かではない。

マルタリク動物図鑑

〜つちのこ〜

魔力：なし

種類別：動物

種族名：つちのこ

全長：５０cm〜１００cm

体重：３kg〜５kg

特徴：

・地球で言うコブラ（蛇）を短くして太らせらような蛇、おとなしい性格で命の危機を感じない限りは他のものを襲うことはない。

・毒はないが皮膚の表面にさまざまな微生物が着いているためむやみに触らないほうが良い。

・森の奥に生息しているので人間の目に触れることがほとんどない。

・興味があるものはとりあえず口に入れてしまう。そのためマルタリクに存在する半数ほどの毒への耐性ができた。（たまに耐性のない毒、今回のような毒キノコを食べしまう場合もある）

・主食は主に木の実やきのこ、自分より小さい動物など