第24話

 今日はぐれ子とトカゲを連れて魔物狩りに行く!今回からは付き添い無しになった。思った以上にトカゲに威圧感があるらしい。しかも強い!


 俺はギルドカードを持っているけど、ぐれ子は持っていないので手続きにも行く。それ以上にトカゲは獣人枠なのか、魔物枠なのか分からないからついでに聞きに行く。


 冒険者ギルドも2回目ともなれば分かっているだろうな?ここはぐれ子を見て「姉ちゃんそんなガキ相手に〜〜。」的テンプレか、「こんなところに魔物を連れてくるんじゃねぇよ、この〜〜」的テンプレが起きるはずっ!!


 ギルドに到着するとぐれ子はキョロキョロ。


「おい、誰も居ねぇよ?来んのが遅えんじゃねぇのか?」


 そうだね。前と一緒だよ……。こういう異世界嫌い。


「この前手続きしてくれたおっさんがあそこの受付にいるから、ギルドカード貰って、魔物狩りしてこよう?」


「そうだな、人も居ないし時間掛けても迷惑にならねぇだろう。」


 そういう訳で、前と同じく手続きしてもらう。今度は軽く説明付き。何でも、ランクがあって、下から順に鉄級、銅級、銀級、金級、白金級、ミスリル級ってあって、名誉職でオリハルコン級っていうのもあるんだって。


 その等級になるとカードがその材質になるからってことと、まずは銀級になる事を目指せって。銀級の昇級の噂がで始めると1人前っぽく見られるそうな。すごく中途半端なところで思われるんだな。


 その理由は、銅級になると護衛依頼が受けられるようになったり、色々なご縁で指名依頼もチラホラ貰える奴らが出てくる頃なんだとか。そうなるのが、銀級の昇級の噂が出てくる頃(お世辞やガセ含む)だそうだ。銅級から銀級に昇級するのが最初の難関らしい。


 トカゲは魔物だけど奴隷の首輪を着けているから、監督責任を果たしなさいで終わった。

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