【週間ランキング20位✨】学年一美少女の裏垢を見つけてしまったんだが、どうしたらいい?

夜空 星龍

第1話 裏垢を見つける

「これって・・・・・・うちの生徒だよな・・・・・・」


 久遠真くおんしんはスマホに映った写真を何度見みもした。そのくらいビックリしたのだ。

 まさか、自分の通っている生徒の裏垢を見つけてしまうなんて思ってもいなかったから。


「それにしても、何というか・・・・・・」


 エロい・・・・・・。

 非常にエロい・・・・・・。

 上半身は真の通っている制服。その制服を着崩して、胸元が開いていた。その間からチラ見えしている大人っぽい黒のブラジャー。さらにその奥に秘めている二つの大きな果実の谷間が妖艶さを醸し出していた。

 下半身はスカートをわざと捲し上げ真っ白な太ももを最大限に露出させて、さらに彼女自身の妖艶さを際立たせていた。


 まさに至極の写真といった感じだった。

 男ならこれを見て興奮しないやつはいないんじゃないだろうか・・・・・・。

 そのくらいエロい写真だった。

 裏垢漁りが趣味の真だが、自分の通っている学校の生徒の裏垢を見つけるのは初めてのことだった。

 自分の通っている学校にこんなエロい写真を撮る生徒がいる事実をどう受け止めばいいのだろうか。

 いや、もしかしたら彼女以外にもいるのかもしれないな・・・・・・。


「それにしても・・・・・・誰だ・・・・・・」


 次に気になるのはそれだった。

 何年何組の生徒?

 真の通っている高校は地元で屈指のマンモス高だった。全校生徒を合わせて1000人以上はいる。

 その中からこの人を探すのは至難の極みだろう。というか、おそらく見つけ出すことはできない。

 写真の彼女はもちろん顔を隠している。

 唯一見つけ出せるヒントがあるとするならば、真っ白な太ももに特徴的に配置されたホクロだけだろうが、それも秘部の近くにあって、まぁそうそうお目にかかることはできないだろう。


「しょうがない諦めるか」


 気になったし、最高の題材だと思ったが、俺は諦めて別の題材になりそうな裏垢を探すことにした。

 

☆☆☆


 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る