【完結】さよなら火葬場

登場人物

登場人物

―― シヅキ・Ｊ・ロウ ――

主人公。38歳。フィーニク火葬場の主。

10年前に犯罪をおかした前科がある。

世間の目をのがれ、火葬場で隠遁生活を送っている。

―― サトウ・タナカ ――

フィーニク火葬場に運び込まれた、謎の少女の遺体。

不審な点が多く、あきらかに死亡手続きがされていない。

―― 革命家・ガラサ ――

アンダーネット（一般ネットワーク）発の活動家。

人種、年齢、性自認、すべてが不明。

民衆を扇動し、世論の後押しで火葬違法化を実現した。

―― ケイジ・ニューマン ――

環境資源大臣。押しに弱く、民意に意見を曲げる弱腰な政治家。

人権擁護、葬送の自由を根拠に火葬違法化に反対していた。

ガラサの活動によって意見を変えざるを得なくなる。

―― リディア・スミシー ――

シヅキの元妻。37歳。

10年前の離婚以来、ずっとシヅキの生活の面倒を見ている。

―― ヒューイ・バンフォート ――

シヅキの旧友。殺人課の刑事。

シヅキ・リディアとは家族ぐるみの付き合いだったが、

10年前にシヅキが逮捕されてからは連絡を取っていない。

―― ハルカ・シノサキ ――

付属高校に通う女子高校生。15歳。

苛烈で激しい性格で、自己顕示欲が強い。

―― マヒナ・ルル・サリヴァン ――

付属高校に通う女子高校生。16歳。

ハルカの親友で、彼女に憧れている。

―― ミック・リー ――

謎の男。ときにシヅキに追われ、シヅキを追う。

―― ジェームズ・ライト ――

心臓外科医。

自宅に大量の血の痕跡を残して失踪。

―― リツキ・Ｍ・ロウ （故人）――

シヅキの息子。享年5歳。

10年前に事故で死亡。

―― イツキ・Ｅ・ロウ（故人） ――

シヅキの養祖父。フィーニク火葬場の先代の主。

戸籍上は父親だが、年が離れすぎているため祖父と呼んでいた。