第79話- 滝谷
わずかな手がかりをよじ登った、源流をみたかったのだ。
滝となる前には深みのある静かな川が横たわっていた。
少し泳いでみると急に水面が泡立ってそこから龍が現れた、これは夢、ではなかった、そして流れ堕ちるに身を任せるしか術はなかった。
逆鱗に触れるとはこう言うことだった。
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