第47話- 土葬の村

実家の目の前で葬列にであった、今では珍しい棺桶を担いだ行列だった。


墓地に着くと棺桶を一度開け、中に大きな石を抱かせてから埋めると聞いた、それは死者が甦って歩き出さない様にするためだと。


行列は橋を渡って行ったが、不思議なのは、その方向には墓地が一つも無いことだった。

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