第8話- 黒い木立

裏の森に逃げ込んで迷子になった猫を探しに行った、さっきから声はするのだが姿は見えない。


ミヤ~


抱き上げて家に戻る、しばらくするとテレビを見る私の膝に乗ってきたが、ふとみると姿が見えない、重みと手触りは感じるし、喉を鳴らすのも聞こえているのに。


違う猫連れて来ちゃったかな。

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