戦闘・第一ターン

行動値は以下の通り

18…ヴァローナ部下①②

17…ヴァローナ部下③④

10…シルヴァーナ

8…マフィア①~③

6…湯河原

4…カルロ(エヴァを担いでいるため現在は4)

0…エンリコ(車を遮蔽にしているため現在は0)


GM:セットアップにこちら側で行動できるものはいません。

湯河原:今回は見送ります。

GM:では、まずは行動値18のヴァローナ部下①と②が…マフィアに向かって攻撃します。

カルロ:!こいつらは仲間じゃないのか!?

GM:そうです。組合せは《射撃》+〈ペネトレイト〉+〈コンバットシステム〉。面倒なので、1回だけ判定して2回ともその達成値を適応します。達成値は14…ダメージは9+2D10…マフィア①は腕利き2人の攻撃で吹き飛びました。

湯河原:マフィアがぽぽぽぽーんと…。(一同笑)

GM:「ラフェッロに栄光あれ!」と叫んでマフィア①は死亡です。

GM:ヴァローナ部下の③と④は君たちに攻撃をするよ。対象はエンリコと湯河原で…《射撃》+〈アームズリンク〉+〈急所狙い〉で攻撃。達成値は13と12…どっちも低い。ちなみに、装甲は有効です。

エンリコ:コチラは回避失敗。

湯河原:同じく失敗です。

GM:ダメージは…エンリコ、湯河原ともに23点ですね。

エンリコ:車両の装甲値で余裕で耐えます。

湯河原:おぅふ!残りHP1点です。

GM:では、こちらは行動値8のマフィアまで行動はありません。


(〈ペネトレイト〉…命中を犠牲にして装甲値を無視するエフェクト)

(〈コンバットシステム〉…命中判定のダイスを増やすエフェクト)

(〈アームズリンク〉…武器を神経に接続して命中の達成値を上げるエフェクト)

(〈急所狙い〉…的確に弱点を狙いダメージを上げるエフェクト)


シルヴァーナ:では、演出ですがマイナーで車のドアを開けます。演出ですが…。

GM:では、メジャーの行動ですが…?

シルヴァーナ:えーっと、悩むな。逃げるにも、戦うにも…どの選択肢でもリスクがある。

エンリコ:どうせ、このターンでは逃げ出せないんだ、〈ペネトレイト〉持ちを潰してほしい。

シルヴァーナ:うーん、了解した。《RC》+〈振動球〉+〈棘の戒め〉+〈コンセントレイト:ハヌマーン〉で攻撃する。


(〈振動球〉→音波で攻撃するハヌマーンのエフェクト。装甲値を無視できる。)

(〈棘の戒め〉→相手に『硬直』…身体が動かなくなり、移動ができなくなるバットステータスを与えるオルクスのエフェクト)

(〈コンセントレイト:〇〇〉→判定のクリティカル値を下げるエフェクト。〇〇にはシンドローム名が入る。)


屈強なヴァローナの部下が、膝を折った。シルヴァーナが放った音の波が、体を…脳を揺らして彼の平衡感覚を奪ったのだ。

しかし、膝をつきながらもヴァローナの部下は手にしたアサルトライフルをは手放していない。

仕留め損なった!っとシルヴァーナに焦りの表情が浮かぶ。


シルヴァーナ:命中したのでダメージロール!(…ダイスを振る。)ダメージは17点の装甲値無視。硬直のバットステータス(以下BS)も入ります。

GM:半死半生って感じだ。『硬直』も射撃攻撃型だから意味はないぜ…(ニヤリ)。

シルヴァーナ:かまわない、目的は少しでも足止めすること!

GM:攻撃の演出は?

シルヴァーナ:…は…波動拳?(一同爆笑)


(いきなり、道着を着て俺より強い奴を探しに行きそうになる、腕利きエージェント。シルヴァーナであった。)


GM:「ディアブロどもめ!ラフェッロの名を汚す化け物を始末するぞ!!」といってマフィアの②と③がヴァローナの部下に攻撃…。うーん、目標値15以上が出ない!!どちらも命中しない!

一同:おい、マフィア!仕事しろ!!(笑)


(期待外れの結果に一同が総ツッコミである。)


湯河原:次は僕ですね。マイナーは放棄して、カルロに〈戦乙女の導き〉をかけて支援します。

GM:あれ、移動しないの?

湯河原:〈戦乙女の導き〉は射程が至近なんですよ。〈戦乙女の導き〉の効果で『次のカルロの攻撃にダイスボーナス+1個に攻撃力+5』です。

GM:そいつは失敬。では、次のカルロですね。

カルロ:では、ダメージを受けているヴァローナの部下を攻撃しよう。

GM:えー、正々堂々と元気な奴を狙おうよ~。カルロ君のバカ~。

湯河原:難敵相手の三つ巴の戦いに正々堂々もあるかーーー!!!

カルロ:俺は殺し屋だぜ、効率重視だ!達成値は25!


 神速の早業だった。膝を折ったヴァローナの部下を確認したカルロは即座に銃口を向け直す。


 ———BANG!!———


 銃声が鳴り響くと同時に、カルロは次のターゲットにポイントする。

「あの技、間違いない!!」

マフィア達は驚愕した。


GM:「ガンスリング・レクイエム!」とマフィアが忌々しげに叫びます。ヴァローナも眉を上げて「ほぉ、コイツが…」とか意味深げに…。

カルロ:ばれちまったーーーーーーーー!!!(一同爆笑)

シルヴァーナ:気にしないから、大丈夫よ!

湯河原:それにしても、人間技とは思えない早撃ちですねw。

エンリコ:目がキュピーンを光って、「へー、あの兄さんが…。」と言おう。

GM:その攻撃でヴァローナの部下①は倒れます。

カルロ:これで倒れてなかったら…名前負けがひどすぎるところだった。

エンリコ:じゃぁ、オレは一般人を装いながら穴だらけの車を叩き「なーんてことしてくれたんだ1」と叫んで…。

GM:〈ワーディング〉中に動ける一般人って何者だよ!!

(カルロ・シルヴァー・湯河原:爆笑)

エンリコ:(意に介さず)「なーんてことを!!!」と叫びながら、ヴァローナの部下②に精神攻撃。


(精神攻撃→ソラリスの〈絶対の恐怖〉というエフェクトによる攻撃をするという意味。)


GM:ソッチかよ!!

エンリコ:オレの叫び声を聞いていたら、「車を撃って、すげー悪いことしたなぁ…。」って謝罪したい気分になります。

GM:なんじゃそりゃ!?


(ちなみに、ヴァローナの部下②はマフィアにしか攻撃をしていない…。)


エンリコ:達成値は…おぉ、無駄に40もいったよ。

GM:避けられんわい!!ダメージどーぞ。

エンリコ:低いな。19点の装甲値は無効だ。

GM:「うおーーーー、悪かった!!!お前の車を傷つけてすまなかった!!」と…

湯河原:(唐突に部下になって)「大丈夫ですか、サブリーダー!」

シルヴァーナ:(同じく部下になって)「お気を確かに、サブリーダー!」

GM:「涙で…ゴーグルが…見えんぞ!!」

湯湯川:(部下のまま)「ゴーグルを取りましょう!サブリーダー!」

エンリコ:アホだなぁ…。

GM:おめーの妄言が元凶だろうが!!(一同爆笑)とりあえず、サブリーダーはまだ息をしてます。

シルヴァーナ:BSは付与できないの?

エンリコ:今回は射程の関係でな。ダメージだけだ。

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